水没診断と洗浄作業

水没診断と洗浄作業
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サービス内容

Macの中に水分が入ると、ショートしたり腐食してMacが壊れます。
しかし、あわてずに早く正しく対応することで、Macを壊さずに済むこともあります。
Macに水分がかかってしまったら、Macを分解、洗浄することで、基板の腐食やショートを未然に防ぐことができます。
Macが問題なく使えていたとしても、その内部では腐食がすすんでいるかもしれません。
Macの水没診断と洗浄作業はパソコンドック24におまかせください。
Macの水没事例
Macの水没事例としては以下のものがあります。
- キーボードの上に飲み物をこぼしてしまい、バチっと音がして電源が落ちた
- Macの上にお酒をこぼしてしまい、すぐに拭いてしばらく使えていたが、電源が入らなくなった
- 水にぬれてから入力できないキーがある
- ペットがキーボードにおしっこをかけた
- 風呂、トイレ、プール、海、池、水たまりにMacを落とした
- 天井からの雨漏りや窓からの雨により本体に水がかかってしまって動作がおかしくなった
- かばんの中にMacとペットボトルを入れていたら、ペットボトルから飲み物がこぼれてパソコンにかかった
水没したMacの洗浄作業の流れ
水没パソコンの洗浄作業の流れは以下の通りです。

不具合の原因として水没(水濡れ)の可能性がある場合通常の診断手順ではなく、まずは本体を分解して中の基板が腐食していないかを目視や実体顕微鏡を用いて確認します。
基板に腐食箇所が見受けられた場合は、無水エタノールやIPA(イソプロピルアルコール)を用いて洗浄します。
腐食箇所が広範囲に亘る場合は、超音波洗浄機を用いて基板をまるごと洗浄し、回路内の導通不具合(おもにショート)を改善します。但し、腐食の進行が酷い場合ははんだが痩せてしまって逆に部品と基板が断線してしまっているケースもあるので、その場合は別途特殊技術作業による修復が必要です。

MacはWindowsパソコンに比べてパーツがどれも細かいため、腐食箇所の修復はかなり困難ですが、逆に構造上の類似性も高いため、直せなかったケースは今まで殆どありません。
水没による不具合の場合、内蔵HDDやSSDまで腐食しているケースは稀なので大切なデータが消えてしまっている可能性はさほど高くはありません。但しご自身で中途半端に乾かして電源を入れようとするとそのタイミングで二次的な通電不具合が起こった場合逆に中のデータを壊してしまう可能性もありますので極力避けた方が無難です。
Macが水没したら
- 水分がかかった面を下向きにし、内部に水分が浸食しないようにする
- 電源を切る
- バッテリーを抜く
- 電源を入れない
- 腐食が進む前に修理に持ち込む
数あるトラブルの中でも特に水没によるトラブルは緊急性を要します。後回しにすればするほど中の基板の腐食がどんどん進行し、直したくても手後れになるケースも多々あります。Macを使用中に本体に液体がかかってしまった場合は即座に電源を切り、バッテリーが脱着可能であればバッテリーを取り外した上液体のかかった面が下向きになる様に保存した状態で店頭までお持ちください。
主な事例

Macbook Air 13inch Mid2011 MC966J/A のキーボードに水をこぼしてしまったものを修理しました
Macbook Air 13inch Mid2011 MC966J/A キーボドへ水がこぼれてから後日に電源が …
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