こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店 です。
北名古屋市からお越しのお客様より、「ブルースクリーンが出てWindowsが起動しない」とご相談いただきました。
「回復」と表示され、トラブルシューティングを行っても変わりません。
DELL Latitude 5290 2-in-1 Windowsシステム破損
キーボード取り外し可能なタブレット型PCです。
第8世代のCore i5・Windows10搭載モデルで、Windows11にアップグレードした上で使用されていました。
電源を入れると「PCは正しく起動できませんでした」「エラーコード:0xc0000225」と表示されます。
このエラーコードはシステム領域が破損した際に出ることが多いので、まずは機械的な故障がないかどうかを調べます。
分解:SSD
キックスタンドをめくり、6個の小さなネジを外します。
まずはバッテリーコネクターと液晶ケーブルを外し、作業しやすくします。
その後、バッテリー横にあるSSDを外します。
仮組みをしてメモリーチェックをしましたが、問題は見つかりませんでした。
SSDステータス:正常
サービスタグで調べると、仕様表には128GBのSATA SSDが搭載されていると載っていました。
今回取り外したSATA SSDは512GBで、交換されているようです。
使用時間は短く、異常もありません。
ウイルス感染もなかったので、システム領域のデータ破損で間違いないようです。
Windows Updateやソフトウェアインストールの失敗で起こる可能性があります。
バッテリー膨張・交換
バッテリーに軽度の膨張が見られたため、交換します。
裏面だとセルが膨らんでいるのがよくわかりますね。
互換バッテリーに交換します。
SSD交換
メーカーサイトでマニュアルを確認すると、SSDスロットはSATAとNVMe両対応スロットだとわかりました。
せっかくなのでより高速なNVMe SSDに交換し、熱対策として狭い空間でも問題のない薄手のヒートシンクを取り付けます。
内部清掃後、元通りに組み戻します。
Windows11クリーンインストール
先程取り付けたSSDへWindows11をクリーンインストールし、メーカーサイトからダウンロードしたドライバーを適用します。
BIOSの更新も行いました。
最新までのWindows Update適用や設定変更を進め、使いやすいように調整します。
充電確認・外部清掃
交換したバッテリーの充放電確認を行います。
外部清掃が完了したら終了です。
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