こんにちは。
パソコンドック24 広島店 です。
今回は廿日市市のお客様より、AppleのThunderbolt Display (27-inch)をお預かりしました。
ご依頼の内容としては、「異音がする」です。
こちらは、お引っ越し後から電源を入れたら異音がするようになったとの事でしたので、不具合内容を詳しく調べる為、詳細診断をお申込みいただき、Thunderbolt Display をお預かりしました。
ちなみにApple Thunderbolt Display(アップル・サンダーボルト・ディスプレイ)は、2011年にAppleから販売されたフラットパネルモニターで、Thunderboltに対応するMacとの接続により、USB 2.0、FireWire 800、ギガビット・イーサネット端子を搭載したThunderboltドックとしての役割も担っています。
「診断開始」
それでは早速、診断に取りかかっていきましょう。
検証の為にMacBookを接続し、電源を入れると自動的にモニターが起動すると『ジー』という気になる異音が発生しています。音量は約70DB程度ですが、耳につく音質です。
不具合個所の特定の為に分解を行います。液晶パネルを取り外し液晶部品と本体を切り離します。
内部基板を確認すると、異音の発生している箇所を特定できました。
電源ユニット不具合の可能性が高いと判断します。
本体から既存の電源ユニットを取り外し、テスト用の電源ユニットを取付け、状態を確認すると特に異音は発生しなくなりましたので、原因は電源ユニットの不具合で確定です。
その他の部分は機能的には問題無いことが確認出来たので、電源ユニットを新しいパーツに交換するだけでよさそうです。
お客様に現状報告とお見積りをご案内すると、ご了承いただきましたので、修理を進めていきます。
「修理開始」
新しい電源ユニットと古いユニットを交換し、元通りに組み戻していきます。
「修理完了」
組み戻しが完了しましたので電源を入れてみると、異音無く起動しました。
その後、各動作の確認を行うとともに、Thunderbolt Displayの各種コネクタ類、カメラの画像やスピーカーの音、液晶に異常が無いか等、入念に確認作業を行いまして、問題が無い事が確認出来ましたので、お客様へ修理完了のご報告を行いまして、ご納品となりました。
パソコンドック24 広島店 ではThunderbolt DisplayのようなAPPLEデバイスの修理も受け付けております。
今回の様に異音の発生以外の不具合も、可能な限りお客様のご希望に沿えるように頑張っておりますので、是非一度お問い合わせ下さい。
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