こんにちは。パソコンドック24 鹿児島中央店 です。
いつも当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回ご紹介させていただきます修理事例は、鹿児島市内にお住いのお客様からご相談で【Lenovo ThinkBook 14 G3 ACL】をお使いだったそうですが、「ヒンジが壊れてノートPCの開閉困難な状態!!」とのご相談をいただきました。
今回、修理ご相談いただきました内容は、その他のメーカー様についてもパソコンドック24グループ内でも修理行っていますのでご参照ください。
・【パソコンドック24 金沢店】HP Pavilion x360 Convertible ヒンジ修復修理
・【パソコンドック24 奈良・生駒店】ヒンジ固定部が浮いて開閉できない! DELL Inspiron 15 3511
お持ちいただいた時の状況・診断
お持ち込み時の状態は、上記の赤矢印のようにヒンジ部のカバーが破損して浮いている状態で、開閉時の困難も見られました。
詳細診断・分解
分解、筐体底蓋を外してみると赤矢印部、ヒンジ(蝶番)のネジがみられますがネジ受けが破損しておりました。
筐体と液晶パネルユニットを分解してヒンジ部品を取り外していきます。
液晶フレームを取り外すとパネルユニットにヒンジを固定してあるネジがみられますので、そのネジ3か所を外してヒンジ部分をバラします。
写真下部にあるのが既存に施工されていた液晶パネルユニット(液晶画面除去後)で上に重ねてあるのが新しい部品になります。
写真を見ていただけますと矢印を3か所入れましたが、既存部品はあるはずのネジ受けが破損して取れてしまっているのが分かります。
写真の赤矢印のように、ヒンジと液晶パネルユニットを止めるネジ施工部分が液晶パネルユニット側のネジ止め部分ごと破損してしまったことによって開閉が困難になっておりました。
一つ前写真にあったように新しい液晶パネルユニットに交換いたします 。
交換作業完了・OS動作確認
組み立て直し完了、OS動作確認も正常に作動してお客様へご返却いたしました。
昨今のノートPCは、薄型化によりヒンジ破損トラブルのご相談を多くいただきます。
薄型になったことにより、ヒンジ部分も少し脆くなり開閉時のヒンジへの負荷も大きくなっているようです。
パソコン開閉時に利き手で液晶パネルユニットを開きがちかと思います。
その際利き手側のヒンジに負荷がかかりやすくなってしまう為に片方のヒンジから少しづつ破損が広がっていく傾向があります。なので破損リスクを少しでも避けていただくには、開閉時はできる限り左右対称にヒンジへの負荷を分散できるように意識した開閉をおススメいたします。
そのことを意識していただけるだけでヒンジ破損のリスクを少なからず軽減をしていただけると思います。
パソコンドック24 鹿児島中央店ではノートPCのヒンジ修理は各メーカー様に対応しておりますので、可能な限りお客様のご希望にお応えしご対応してまいります。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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