こんにちは。パソコンドック24 横浜・上大岡店 の増田です。
今回は iMac 21.5インチ Mid 2011(A1311)。
起動が遅く、ソフトやアプリの立ち上げを早くしたいとご要望でお預かりしました。
診断時のiMacの動作状況
- 起動してみると立ち上がりから非常に遅い…
- 立ち上がりまで140秒
- アプリ使用可能まで60秒
これではiMacを使った仕事に支障が出てしまいますね。
お客様との相談の結果、修理方法は次のように決まりました。
- 『HDD』を『SSD』へ換装
- データバックアップ、データリストア
SSDへ換装し、HDD内のデータ移行を行います。
Mac SSD換装サービス
作業時の写真と一緒に紹介していきます。
作業の前にちょっと宣伝。
『SSD』に変えるメリットを簡単にご紹介させてください。
Q:HDDと比べてSSDはどれくらい変わるの?
A:HDDの起動速度より約40%早く、動作が快適になります。省エネで、HDDと違って音も出ません。
※ 比較動画 ⇒ SSD換装・交換
話を戻してSSD換装作業をご紹介します。
液晶画面を外し、本体と繋がっているケーブルを慎重に外します。
液晶を外すと、下の写真のようにiMac内部が確認できます。
今回の作業の中では、液晶取り外すのが一番大変でした…。
次はHDDの部分をSSDに変えていきます。
HDD取付部の拡大写真。
今3.5インチのHDDが入っています。
こちらをSSDへ交換します。
SSDは2.5インチを使います。
そのままでは取り付けできないため、マウンタを使って3.5インチのHDDと同じ大きさに変換します。
ここで一番大事なのが温度センサーの処理。慎重に作業します。
次に内部清掃のご紹介です。
内部清掃は、ご利用環境にもよりますが、藤沢駅前店では2年に1回位を目処におすすめしています。
デスクトップパソコンはホコリが非常にたまりやすい構造になっています。
タバコ吸われる部屋でご使用の場合は1年に1回は行ったほうがいいかと思います。
下記の写真を見比べてください。
今回の清掃とは別のマシンですが、以前に同じ機種で内部清掃した時の写真です。
タバコでホコリが黄色く、本体にも黄色くなっていることが分かります。
FAN周りが綺麗になりました。
いかがでしょうか?
配線やパソコンのメイン基板(ロジック基板)やFAN周りのホコリと清掃するだけでも、パソコンの寿命やFANの音など軽減されます。
タバコのヤニとホコリはパソコンにとって天敵です。
SSDへ換装した結果、起動時間が約140秒→約70秒と、半分の時間で起動できるようになりました。
外観もキレイに清掃し、お客様に動作をご確認いただき、無事納品となりました。
一見すると簡単そうに見えるiMacの分解ですが、パソコンの液晶の大きさや年代、機種によって分解過程で注意事項が色々とございます。
PC分解に不慣れな方がご自身で無理に交換するにはリスクが高いかもしれません。
少しでも不安に感じられるようでしたらパソコンドック24へご相談ください。
iMac 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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