先日、20数年振りに高校の同窓会に出席したのですが、FaceBook等に載せていた
写真と実際の写真とのあまりの違いに全員から「詐欺だ!」と口を揃えて言われ、
かなり凹んでいる扇町店店長のタケちゃんです。
今回お預かりしたマシンは「電源が入らなくなったiMac G3」です。
この機種は実際、かなり古いのでいつ電源が入らなくなってもなんら不思議ではない
のですが、主な故障箇所は大きく分けて二つ。「電源基板上のトランジスタ不良」or
「FBTの劣化」です。
トランジスタ不良の場合は交換すれば直るのですが、FBT(フライバックトランス)不良の
場合は今となっては入手が極めて難しく、過去にお客様に修理断念して頂いたケースも
あります。お預かりした時点で絶望ムード満載だったのですが、何はともあれまずは
診断しないと始まりません。
とりあえずは分解前に症状確認。はい、案の定ウンともスンとも言いません…。
次は分解して電圧を測定。…え?あれ?電圧は一応出てる?
って事で次はスイッチ基板から端子を直接短絡させてみると…なんと正常起動!
と、いう事は…
スイッチ基板を外してタクトスイッチの導通を確認。全く反応がありませんでした。
どうやらタクトスイッチの劣化に伴う導通不良が原因だったみたいです。
原因が解ればあとはこっちのもの!早速タクトスイッチを交換し、いざ電源ON!
バッチリ起動するようになりました♪(^^)v
後はオマケで電源のLEDを標準色から青色LEDに交換し、無事納品する事が出来ました。
iMac 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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