こんにちは。パソコンドック24 広島店 です。
今回は広島市中区のお客様より、TOSHIBA ノートパソコン Dynabook T45G をお預かりしました。ご依頼の内容としては、「電源は入るが何も映らない」です。
前日まで使用できていたが、翌日に電源を入れてみると何も映らなくなっていたとのお話でした。
まだ買い換えるには勿体ないし、修理して直るなら使い続けたいとのご希望もあり、まずは原因の究明の為に詳細診断をお申込みいただきました。
診断開始
早速、診断に取りかかっていきましょう。
筐体を分解して状況を確認します。
診断の中で内蔵ハードディスクやSSD、メモリ等を順番にチェックしていきまして、異常が無い事を確認しました。
次に調べていくのが、マザーボードに繋がっているそれぞれのケーブルになります。
電源用ケーブル、映像用ケーブル、Wifiのアンテナケーブル、USBポート等のザブ基板、タッチパッドケーブル、キーボードケーブル等…。
順番に外しては症状に変化がみられるかを根気よく見落としが無いように調べていきます。
調べた結果、今回はキーボードのケーブルがつながっていると何も映らなくなる症状が確認出来ました。おそらくキーボード自体の故障により誤作動が起こり、正常に起動出来なくなっている物と思われます。
因みにキーボードのケーブルが繋がっていない状態だと正常にメーカーロゴも表示されて、Windowsも起動し、デスクトップの画面まで表示されることが確認出来ました。
原因が確認出来ましたので、お客様にお見積もりをご案内いたしまして、修理のご依頼をいただきましたので、交換部品のお取り寄せを行いまして、修理に取り掛かります。
キーボードの交換
キーボードを交換するには手前に固定されているマザーボード等の部品を順番に取り外していきます。
写真は各部品を取り外したところで、ここから更にキーボードを固定している鉄板を取り外して、やっとキーボード自体が確認出来るようになります。
最後にキーボード自体を取り外して、新しいキーボードに組み替えていきます。
交換完了
後は、新しいキーボードを取り付けて逆の手順で組み戻していきます。
元通りの綺麗な状態になりました。
突然、動かなくなった、壊れたから買い換えるか? 買い換えるほど長く使ってないし…。
勿体ない…でも保存されたデータは欲しい!!
そんな時は一度ご相談ください。ご相談だけでも承ります。
お客様とご一緒に問題解決に取り組ませていただきます。
是非、パソコンドック24 広島店までお問い合わせ下さい。
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