こんにちは。パソコンドック24 柏店 です。
今回は、iMac (Retina 4K, 21.5-inch, Late 2015) A1418 の修理事例をご紹介します。
このモデルはコンパクトで高性能なデスクトップMacとして人気がありますが、長期間使用しているとHDDの劣化により起動不良が発生することがあります。以下では、実際に行った修理内容を詳しく解説します。
お持ちいただいた時の状況・診断
・起動時にフォルダアイコン内に「?」マークが表示され、ログイン画面まで進まない。
・内蔵HDD(1TB)の使用時間が10,000時間を超えており、交換が必要。
このような症状は、HDDの寿命やデータ破損が原因で発生することが多いです。
特に、10,000時間以上使用されたHDDは故障リスクが高くなるため、SSDへの交換をおすすめしました。
分解・パーツ交換
1. 内蔵HDDを新品SSDに交換
まず、iMacを分解して内蔵HDDを取り外しました。
取り外したHDDはHGST製の1TBモデルで、長時間使用されていたことが確認できました。
次に、新品のKIOXIA製1TB SSDを取り付けました。
SSDはHDDに比べて読み書き速度が速く耐久性も高いため、動作が大幅に改善されます。
2. macOS Montereyのクリーンインストール
SSD交換後、macOS Montereyをクリーンインストールしました。
これにより、システム全体が初期化され、新品同様の状態でお使いいただけるようになります。
修理完了・動作確認
インストール後は動作確認を行い、問題なく起動することを確認しました。
フォルダアイコン内の「?」マークも消え、スムーズにログイン画面まで進むようになりました。
修理後の効果
・起動速度が大幅に向上し、数秒でデスクトップ画面まで到達
・アプリケーションの起動やファイル操作も高速化
・HDDからSSDへの変更で静音性もアップ
これらの改善により、お客様には大変喜んでいただきました。
まとめ
iMac A1418 Late 2015は、高性能なデバイスですが、HDD搭載モデルの場合は経年劣化によるトラブルが避けられません。
今回のようにSSDへ換装し、最新OSをクリーンインストールすることで、大幅な性能向上と快適な使用感を実現できます。
同様のお悩みをお持ちのお客様はぜひパソコンドック24 柏店までご相談ください!
診断から修理まで迅速・丁寧に対応いたします。
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