こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店です。
名古屋市中村区からお越しのお客様より、「“ネットワークに接続できませんでした”という画面が出てWindowsが起動しない」とご相談いただきました。
自動修復や「IN_ACCESSIBLE_BOOT_DVICE」というエラーも表示され、何度やってもデスクトップにたどり着きません。
東芝 PAZ45GR-SET AZ45/GR Windowsが正常起動しない

第8世代Core i3搭載のノートPCです。

電源を入れるとオンライン修復をしようとしているのか、「ネットワークに接続できませんでした デバイスのオンを維持すると、次の場所で解決策が再検索されます」と表示されます。
元々動作が遅く固まることもあったとのことで、HDD故障の可能性が高そうです。
分解:HDD

バッテリーと中央の蓋を外します。

24個のネジと光学ドライブを外し、ベースカバーを取り外します。

左下の赤枠がHDDです。
取り外して仮組み後、メモリーのエラーチェックをしましたが問題ありませんでした。
HDDステータス:正常・読み出しスピード不良

使用時間は短く、数値上も特に異常もありません。

しかし読み出しのスピードテストをしてみると、本来緩やかに下がっていくはずのグラフが上下に振れています。
また「読み書き不能セクタ」も検出されましたので、HDD故障が原因で間違いありません。
SSD換装・メモリー増設
Windows11は機能が増えているため、HDDでは動作に支障がでます。
そのため、SSDに換装してWindows11を入れ直すことになりました。

また、メモリーも4GBしかなかったため、中古在庫にあった同メーカー・同規格のものを空きスロットに増設し8GBにしました。
内部清掃後、組み戻します。
Windows11クリーンインストール

まずは自作PCのようにWindowsをクリーンインストールします。
その後ドライバー調整を行い、HDDから取り出したリカバリーフォルダーを移行。

「初期状態に戻す」で「ローカル再インストール」を選び、クリーンインストールの状態で東芝のプリインストールソフトを使えるようにします。

Windows11対応BIOSにアップデートし、安定して使えるようにしました。
外部清掃・各種機能確認

SSD換装とメモリー増設を行ったことで、元環境よりかなり快適に使えるようになりました。
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