こんにちは。パソコンドック24 山口・宇部店 の正木です。
本日は、突然のトラブルで「起動しなくなってしまった」iMac(27インチ)の修理レポートをお届けします。
今回のご依頼は、Apple独自のストレージ構成「Fusion Drive(フュージョンドライブ)」を搭載したモデル。
ある日突然、画面に禁止マークが表示され、OSが立ち上がらなくなってしまったとのことです。
1. 診断:なぜFusion Driveは壊れやすいのか?

こちらがお預かりしたiMacです。
Fusion Driveは、高速な「SSD」と大容量な「HDD」をソフトウェア上で1つのドライブとして扱う仕組みです。
しかし、どちらか一方が故障するだけでシステム全体が崩壊するという弱点があります。
今回は2TBのHDD側が物理的に寿命を迎えていました。

2. 開封と内部のクリーニング
iMacの修理は、まず強力な両面テープで固定された液晶パネルを慎重に剥がすことから始まります。
パネルを開けると、数年分の埃が蓄積していました。
特にファン周りの埃は熱暴走の原因にもなります。
修理の際は、必ず全てのパーツを清掃します。
故障を直すだけでなく、今後も長く使っていただけるよう、見えない部分までベストな状態に戻します。
今回の修理の目玉は、単なるHDD交換ではなく、「Fusion Driveの完全廃止と1TB SSDへの一本化」です。

Fusion Driveに使われている小さなSSDモジュールはロジックボードの裏側に配置されているため、写真のように本体をほぼ全分解する必要があります。

こちらが取り外した純正のSSDモジュールです。

今回は、この純正SSDと低速なHDDを全て撤去し、新たに信頼性の高い1TBの大容量SSD(写真)へと載せ換えました。
3. 劇的な変化:まさに「爆速」の復活
組み上げ後、最新のmacOSをクリーンインストール。結果は……
- 起動時間: 約1分30秒 → 約20秒
- アプリ動作: 虹色のくるくるマーク(待ち時間)が消え、クリックした瞬間に起動!
Fusion Drive特有の不安定さが解消され、現行モデルにも引けを取らないレスポンスを取り戻しました。
iMacの不調でお困りの方へ
「もう古いから買い替えかな…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。 HDDをSSDに替えるだけで、あなたのiMacは魔法にかかったように生まれ変わります。
- 「起動しない・動作が重い」
- 「Fusion Driveを高速化したい」
- 「大切なデータを守りつつ修理したい」
同様の症状でお困りのお客様は、お近くのパソコンドック24までお気軽にご相談下さい。
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