今回は舞鶴市のお客様より、BootCampにてWindows8.1をインストールしようとしたがうまくいかず、Macも起動しなくなったとの事で郵送にてお預かりしました。機種情報:MacBook Pro(15インチ Mid 2014)
まず起動してみると、画面に進入禁止のマークが出ちゃいます。うっかり画面資料を撮り忘れましたが、最新のMac画面上では、背景が真っ黒でした。。
Macbook Pro修理
起動直後にoptionを押すもファームウェアのパスワードを求められ、入力しても一緒でした。
この状態から、まずはMacOSとBootCampのOSからいずれも起動できない事がわかりました。
次に、外部ディスクからOSを起動するとそれは問題ありません。また外部ディスクから内蔵のSSDへアクセスするそれも問題ありませんでした。そういった事から、今回はOS等のソフトに不具合が生じている事がわかりました。
まずは、データの保全のため別のHDDへデータをバックアップします。試しにそちらから起動してみると問題なく起動しました。そうなると、MacOSが起動しなかった原因はファイルシステムの破損という事がわかりました。
お客様に確認するとデータは一切いらないとの事で、MacOSのリカバリを行い次にBootCampでWindows8.1のインストールについて確認していきます。
Yosemiteをインストールしてから、BootCampにてWindows8.1を試すと確かに”コンピュータのブート構成を更新できませんでした。インストールを続行できません。”と出ました。
DVDからのインストールや、isoファイルからの読み込みをしてUSBブートしても一緒でした。色々情報を調べると、同じトラブルで困っている人は世界中にいる様でした。BootCampでのトラブルは、機種毎・導入したいOS毎で色々とある様です。
今回は結論として、BootCampにてWindowsをインストールする際に、Windowsからの初回ブート時に、ファイルシステムをexFatで再構築する必要があり、再起動する度にoptionキーからWindows起動をする必要があると分かりました。
それらの手順を見直して、無事にインストールが完了しました。
それにしても、Retinaのディスプレイは綺麗だなぁと惚れ惚れします。
これで、MacOSとBootCampでのWindows8.1起動環境が整備でき修理完了です。
今回のお客様は、トラブル内容をApple社に問い合わせたが埒が開かず、弊社へご連絡してくれました。
Mac/Winのハード修理だけでなく、ソフトのトラブルも解決できる事がありますので、気軽にパソコンドック24へご連絡下さい。
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