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iMac(A1224)液晶パネルのインバータ回路を交換しました

カテゴリー :iMac液晶修理 Mac修理事例

iMac 液晶 インバータ回路

 

大阪市のお客様より、iMac(A1224)修理のご依頼をお受けしました。バックライトが点灯しなくなったとのことです。電源は入るようです。

確認してみると、確かにバックライトが点灯していません。よく見ると、MacOS画面は薄く表示されています。iMacでバックライト系のトラブルはそれほど多くないので、今回は珍しいケースです。

■液晶部分を分解してハードウェアを目視でチェック

念のためキーボードから輝度調節を試みましたが、やはり変化がないので、まずは分解。前面カバーを外し、前フレームを外し、液晶パネルを外し、光学ドライブを外し、インバータのカバーを外し・・・・て、ようやくたどりつきましたインバータに。

原因の可能性があるパーツが出そろいました。バックライト・ロジックボード・インバータ・電源モジュール、これらのうちどれか(もしくはいくつか)が原因です。

ロジックボードは早々に問題なしと確定、インバータのチェックにかかったところで、不具合箇所発見!どんなインバータにも必ずついているヒューズ、これが切れていました。ヒューズチップが切れているなら、どこかにその原因=トラブルの主犯がいる(ある)はずです。

■インバータ回路上に丸焼けのチップコンデンサを発見

iMac 液晶 インバータ回路

パターンを追っていくと・・・チップコンデンサが見事に丸焼けに。怪しい箇所をさらに特定するため、この付近の回路をチェックし、さらにパターンを追い・・・(以下繰り返し)。

インバータ回路を補修して済ませるつもりでしたが、思ったより手間がかかりそうです。検討の結果、今回のケースではインバータを丸ごと交換することに。また、液晶にも異常が発生していることが分かったため、液晶パネルも交換する方針で決定。

■部品を手配・交換、動作検証のうえ、無事納品

今回のケースでは部品交換の方がベターとして修理を進めましたが、補修・交換、いずれの修理も対応していますので、よりお客様にメリットのある修理方針をご提案できます。パーツの手配ができないなどの理由で、補修でしか直せない場合は、手間をかけて補修いたします。

メーカーや、他社の修理で、部品が無いと言われた、とても高額だった等でお困りの方は、一度ご相談ください。

iMac 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)

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