数字キーやファンクションキーが入力できなくなったMacBook Pro 15inch Mid2012を預かりました。
キーボードの故障ということで交換することになりました。MacBookのキーボード交換は他のノートPCと違ってかなり複雑なので簡単に工程を紹介します。
キーボード補修

まずは背面のパネルを外します。

バッテリーを外してから、お客様の大事なハードディスクを外します。ハードディスクの検査も行ったうえで修理完了まで大切に保管します。

MacBook Pro 15inch Mid2012のキーボードはロジックボードの裏側に位置するのでロジックボードを取り外します。

DVDスーパーマルチドライブと無線LANカードを取り外すとキーボードの背面がようやく見えてきます。

シールドおよびバックライトのフィルムを剥がすと大量のネジが姿を現します。いつもキーボードを交換するときはアップルの製造工程でどのようにすべてのネジを止めているのが不思議に思います。

拡大すると以下のような感じです。

ひたすらネジを外していきます。全てのネジを外すと73個になりました。

キーボードを外した状態です。

取り寄せしたバックライト付きのキーボードを用意して以上の工程を逆にして取り付け交換していきます。

キーボードの入力やバックライトの点灯も確認して無事修理が終わりました。キーボードが故障してしばらく利用できなかったMacBookProも蘇って使えるようになりました。
MacBook Pro 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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