こんにちは、パソコンドック24大垣店の山田です。
今回の修理事例は羽島市のお客様より「iMac 21.5インチ Late2013」をお預かりしました。
お持ち込みいただく前にネットで調べてご自身でいろいろと試されたそうですが、最終的には起動時のプログレスバーの後、動かなくなってしまったそうです。
(上の写真は保全作業をしたデータを確認したものです。)
できれば中のデータが欲しいとのことでしたので、とりあえずハードディスクを取り外しデータ保全します。
2012年以降のiMacは薄型化したためDVDドライブが省かれ液晶パネルも表面のガラス版と一体化して本体とは粘着テープで固定されるようになりました。こちらを専用の工具を使用し取り外します。
無事液晶パネルを取り外すと中身はこのようになっており以前は3.5インチのハードディスクだったものがノートパソコンに使用されている2.5インチのハードディスクとなっていました。
ハードディスクを取り外しディスク自体の状態を確認してみると異常は無し。使用時間もあまり使われていないのか、かなり少ない時間でした。
保全したデータを確認してみるとOSのシステム関係のフォルダが少しだけありユーザーフォルダがありません。
いろいろされているうちに初期化してしまったのでしょうか。
お客様に症状をお伝えしたところ、データは諦めるので、Macを使えるようにだけしてくださいとのことでした。
iMac本体に故障はありませんでしたのでハードディスクを取り付けて、本体と液晶パネルにくっついている粘着テープをきれいに取り除き、新たに専用のテープを貼り付けて液晶パネルを取り付けます。
その後OSのリカバリを行い アップデートをして最新の状態にし、動作確認をして完了です。
パソコンドック24 大垣店では以前もiMacが起動しなくなり、ネットで調べていろいろやってみたけど起動しなかったので持ち込まれた方が見えました。
その方のハードディスク内のデータも今回と同じように数個のフォルダがあるだけでほぼ空っぽの状態でした。
中に大事なデータがある場合はあまり復旧作業をせず、お早めにお持ち込みいただけるとデータの取り出しや消えてしまっていても復旧できる確率が上がります。
ご使用のパソコンが起動しなくなってしまった時はお気軽にお近くのパソコンドック24までご連絡ください。
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