こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
大田区上池台のお客様より
MacBook Air 13inch 2018年モデル シルバー液晶割れの修理依頼をいただきました。
液晶パネルを交換事例のご紹介です。
液晶パネルの間に物を置いたまま閉じてしまい、画面表示しない症状でお持ち込みされました。
新宿店へご来店される前に、正規店に持って行ったようですが新品を買うのと変わらない値段だった為、諦めながら当店へご相談に来られたとの事です。
ボトムケースのスクリューを外し、ブラックスティックでドーム型スナップを外していきます。
新型MacBook Airは、電源切断ボタンが搭載されている機種ですので、電源切断ボタンを押し通電しないようにします。
この作業を怠るとロジックボードを損傷させる恐れがあります。
TCONボード周りの、スクリューを外していきます。
左右のWiFIアンテナのスクリューも外したらディスプレイアセンブリよりも先にWiFiアンテナを外します。
ディスプレイアセンブリを開き、下に向け左右6個のスクリューを外し、ディスプレイアセンブリを取り外します。
ディスプレイアセンブリを取り外しました。
ディスプレイアセンブリを取り外したら、ストライプ、バックライトケーブル、ゴムフレームを外していきます。
VHB粘着シートをカード等で切りやすくする為に、熱を加えていきます。
液晶パネルを綺麗に取り外す事が出来ました。
次の行程は、VHB粘着シートを取り除き、残った糊を脱脂する作業になります。
液晶パネル交換の中で、この作業が一番大変で時間がかかります。
あまり経験がない人が脱脂作業をすると、脱脂する際に使った、
溶剤が偏光フィルムの中まで浸透し、偏光フィルムをダメにしてしまいます。
脱脂完了後です。
この後は、ゴムフレームを取り付けVHB粘着シートで液晶パネルを固定する作業に入ります。
液晶パネルが固定されたら、ロジックボード、WiFiアンテナ等外したものを全て取り付け元通りに組み立てていきます。
液晶パネル交換後、正常に画面表示、自動起動することを確認し作業完了です。
Macの新しいモデルでも、諦めずに新宿店へご相談ください!
MacBook Air 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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