パソコンドック24米子店の立原です。
今回は西伯郡大山町から「急に『フォーマットしてください』と画面に表示された。
大事なデータがあるので何とか取り出して欲しい。」とお持ち込み頂きました。
復旧作業前に現状の確認を行います
IOデータ製 HDPX-U40S
2004年9月発売 発売から15年、短めに見積もっても13~4年は頑張って動いてきたという事になります。長い間お疲れさまでした。
パソコンに接続するインターフェースもUSB-miniBという形です。
最近はこの形を目にすることも少なくなりました。
中にアクセスすると・・・ハードディスクのインターフェースもIDE。現行のSATAと違ってトゲトゲしたピンがたくさん生えています。
ちなみに、こちらが現行のSATAです。
さて、内蔵のハードディスクを取り出して、検証用のパソコンに接続します。
結果は・・・ダメでした。
全く認識してもらえません。
ハードディスクは少々厳しい状態ではありましたが、復旧用のツールを使ってデータの取り出し作業を行い、ほぼ全てのデータを取り出すことが出来ました。
ちなみに、ハードディスクやUSBメモリ等に不具合が生じたとき、USBの抜き差しを何度も行うとデータが破損する場合があります。
#当店ではハードディスクに書き込み防止の処置を行ってから作業しております。
また、データ復旧ソフトを一度使うと復旧に失敗した時、再度の作業を行う事が困難になる恐れがあります。
#当店ではお持ち込み頂いたハードディスクはそのまま保存し、データ復旧の作業を行います。
大事なデータであればこそ、専門家の技術をご利用ください。
最後に
使えていたから何気に長く使ってきた。まさか壊れるとは思わなかった。との事ですが、外付けハードディスクもいつかは壊れます。不具合、不調になる前に外付けのハードディスクも定期的な更新をお考えいただきたいと思います。
また「大事なデータを保管してあるハードディスクは普段は電源を入れない、繋がない」という考え方もあります。
そして、データの保存、保管方法については様々な方法があります。
大事なデータを失う前に、一度パソコンドック24までご相談ください。
ご予算やお手間に合わせたバックアップ方法をご提案させていただきます。
データ復旧
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