こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
大東市よりお越しのお客様からお預かりした、
電源が入らないiMac(Apple 2011 Midモデル)の修理事例を紹介します。
お客様からは、2週間ほど前から電源が入りづらくなって、放電するとつくことが多くなってきたということでした。
買い替えてもいいのだけれど、AdobeのCreativeSuiteを使い続けたいからなんとか修理して延命させたいという希望です。
iMacに限らずですが、寒い時に電源が入りにくくなったり、電源が入れば安定するものの電源が入りにくくなってきたというときは、ほとんどの場合電源ユニットが弱ってきていることが多いです。
今回も同様の症状ではないかと思い、ひとまずお預かりして診断していくことにしました。
サクサクっとガラスパネルを外して分解していきます。
赤丸の箇所が電源ユニットです。
その前に、結構ほこりがつまってますので、ほこりを飛ばします。
2011年モデルですからおよそ10年弱もの期間にたまったほこりが結構ありますね。
清掃したあとに一回この状態で電源が入るか確認してみたところ、最初数回は電源入るものの、やはりお客様の申告通り途中から電源が入らなくなりました。
これが電源ユニットです。
目視でまずそうな箇所は見受けられないですが、電解コンデンサ等を調べてみたところいくつか容量抜けしてるところも散見されました。
ここで当店でメンテナンスした電源ユニットに組み替えて、確認してみます。
問題なく起動し始めました。
何度も電源の入り切りして試してみても電源が入らなくなるトラブルはなく、
やはり電源ユニットのみの問題でよさそうです。
2011年に購入してからパーツ交換をしてきていないということで、
そのほかにも劣化してるパーツがございましたので、お客様のご要望を聞きつつ交換作業して納品いたしました。
今回は運よく電源ユニットのみの交換でしたが、もしかしたら最後のチェックで様々な問題が出ることも当然あります。
お客様のニーズに合わせてパソコンのパワーアップも検討することができます。
今回のように電源が入らないトラブルだけでなく、それ以外でもご協力できることはたくさんあると思いますので、
お困りの場合はパソコンドック24にお持ち込みください!
iMac 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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