こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
東京都文京区のお客様より、液体が接触してしまい電源が入らなくなってしまったとお持ち込みいただきました。
早速内部を外見させて頂くと、ロジックボード、サウンドボード、バッテリーに液体が接触しておりました。
バッテリー以外の部分は水没洗浄で直りますが、バッテリーは交換が必要です。
バッテリーが膨張していますね。
バッテリーの基板に液体が接触し緑青が発生しております。
作業を始める前に電源切断ボタンを押して電圧が流れないようにします。
このボタンはMacBook 12inchモデルにもついている機能です。
通電していないことを確認したらスピーカーを外します。
スピーカーを外すと3箇所タブが出ています。
バッテリーを固定しているVHB粘着シートは、伸びる材質のものですので、このタブを引っ張り出します。
タブを引っ張り出したら、ブラックスティック等でグルグル巻いてVHB粘着シートをとっていきます。
iPhoneのバッテリー交換時と同じ要領です。
途中で切れてしまうと面倒なので、ゆっくり慎重に剥がします。
VHB粘着シートを全て取ったらバッテリーが固定されているステーを取り外します。
バッテリーを取り外した状態です。
VHB粘着シートを貼り付けたら、新しいバッテリーを取り付け作業終了です。
MacBook Pro Retina等の場合、ヘラで無理やり剥がす事になりますので穴を開ける危険性が出てきます。
バッテリーに穴が開くと酸素と結びついて発火・発煙する可能性があります。
それに比べると、MacBook Air 2018年以降のモデルは少し安心できる構造になっています。
MacBook Air2018年以降のバッテリーは仕入れ金額がMacBook Pro2016年以降のものより2倍程高く割高にになってしまいすが、即日でご対応できるメリットがございますので時間を無駄にしたくない方やお急ぎの方は是非当店をご利用ください。
MacBook Air 水こぼし・水没(修理に関する参考費用はこちら)
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