今回はMacbook Proが起動しないとの内容でお客様よりご相談がありました。
一先ず反応を見るため充電器を接続すると通電したことを示すランプも光り、画面にはバッテリーの状態が表示されました。
0%と全く充電されていない状態・・・
充電を十分に行ってから起動してみると・・・問題なく立ち上がります。
うーん、電源管理系の動作不具合かな・・・
折角お預かりしたパソコンですからしっかり整備させていただこう!裏フタを取り外すと異常を発見しました。
バッテリーがやや膨らんでいます。
横からみるとわかりやすいのですが、ピンぼけになってしまいました。
こうなっては悪化はしても良くなることはありません。
まずはバッテリーを本体から取り外します。
基板とバッテリーの接続を解除します。
このMacはバッテリーを両面テープで強力に貼り付けているので交換のためにはこれを根気強く切っていく必要があります。
バッテリーは穴が空いたり傷ついたりすると発火の危険性もあるため無理な力を加えないように慎重に作業します。
取り外した後に残った粘着テープも綺麗に取り外します。
新たにテープを貼り付けるため綺麗にします。
無事に交換が完了しました。
正常なバッテリーは膨らみなどなく表面は平らです。
最後にバッテリーの充放電作業でキャリブレーションを行い作業完了!
Macbook Proのバッテリーについて困ったら、パソコンドック24までお気軽にご相談ください。
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