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大切なものは消耗品の中にあります。

カテゴリー : データ復旧・救出大阪梅田本部

こんにちは。パソコンドック24 大阪梅田本部 です。

本日は、パソコンの中のデータについて、みなさんと少し考えてみたいと思います。

「データは重要ですか?」

壊れたパソコンを持ち込まれたお客様に、必ずする質問です。
なぜならデータが重要な場合、「修理」とは違ったアプローチが必要だからです。

「データ」とは、ユーザーデータのことを指しています。

例えば、以下のようなものです。
・ワードで作った書類データ
・エクセルで作った経費管理データ
・パワーポイントで作ったプレゼン資料
・確定申告のためにまとめたデータ
・イラストレータで制作したデザインデータ
・編集した動画データ
・家族で撮った思い出の画像データ
・年賀状の住所録

つまり、パソコンを使って得たご自身の成果物です。
それはどうにも替えのきかないその方のオリジナルなものです。
また、その価値も人それぞれです。

「パソコンはどうなってもいいが、データだけは取り出してほしい」

パソコンそのものよりも、データの方が重要だ、という方はたくさんいらっしゃいます。
そんな場合、「修理」とは別に「データ取出し」を行います。

前提として、
「修理」とは、パソコンを使えるようにすることです。
つまり、そこに「データ」は含まれていません。
データが無くても、パソコンとしては機能するからです。
よって、パソコンとしての機能回復が「修理」となります。

そのため、
「パソコンはどうなってもいいが、データだけは取り出してほしい」
といったような場合、
むやみに修理をするよりは、まずデータを保全することが先になります。
このお客様の場合、「パソコン」よりも「データ」の方が大切だからです。

大切なものは消耗品の中にあります。

では、「データ」はどこにあるのでしょう。
それは、記憶媒体(HDDやSSD)という部品の中にあります。
ハードディスクと言えばわかりやすいでしょうか。

この部品には、
パソコンを動かすためのOS(Windows等)やアプリ(WordやExcel等)、ユーザーデータが入っています。
いわばパソコンにとって重要なものを入れておく倉庫のようなものです。
※お客様にとって大切な「データ」とは、ここでいう「ユーザーデータ」にあたります。

ただ、この部品は日々酷使するためとても壊れやすく、当店での修理の多くも記憶媒体が原因のものです。
残念なことに、大切なものの保管を司るこの部品は、時間の経過と共に劣化してゆく「消耗品」なのです。

では、壊れる前兆のようなものはあるのでしょうか。
記憶媒体が劣化してくると、パソコンの動作に以下のような異常や違和感を感じるようになります。
・起動やシャットダウンが遅くなった
・アプリが開かない
・動作が遅くなった
・カーソルマークがクルクル(読込み)マークになる頻度と時間が増えた
・変な音がする
・固まる

そして、壊れてしまうといよいよ「起動しなく」なります。
背筋も凍るような、あの「ブルースクリーン」はその代表例です。

この時、パソコンの中以外にデータが無い、となると、とても「困った」ことになります。

パソコンを使ったことによる「成果」、それが「ユーザーデータ」です。
これがなくなってしまうと、絶望的に悲しい気持ちになります。
制作にかけた果てしない時間を思い出し、無力感に打ちのめされるかもしれません。
なんの対策もしてこなかったことに気づき、自分を責めてしまうかもしれません。

でも、あきらめないでください。
「データ」は取り出せる可能性があります。
このような「困った」時には、当店に是非ご相談ください。

意識を少し変えてみる。

現在、
パソコンの機能が向上し、より価値のある成果物(データ)を生み出せるようになりました。
また、よりたくさんのデータをパソコンに保存できるようになりました。
よって、パソコンの価値よりも、データの価値が相対的に増しています。

なぜなら、
パソコンの価値は機能性です。
パソコンの機能は誰が使っても同じものです。
よって汎用性があり回復が容易で、替えも利きます。

一方、
「データ」は人によって内容が違います。
個別具体的で回復困難で替えの利かない唯一のものです。

そんな大切なものだからこそ、「困った」ことにならないように対策が必要です。
効果的なものを2つ、以下にご紹介します。
【1】定期的なメンテナンスを受ける。
・年に1回でもパソコンの健康診断を受ける。
・記憶媒体を定期的に交換する。

【2】データのバックアップをする。
・外付けのHDDやUSBメモリなどに、重要なデータの複製を取る。
・クラウドサービスで同期する。

大切なものは消耗品の中にあります。
その前提に立って、日々パソコンと向き合う意識が重要なのかもしれません。

ひと昔前は、バックアップを取るのもすごく時間がかかってとても面倒な作業でした。
しかし現在では、便利なバックアップサービスがあり、データの転送速度も速くなりました。
もう以前のように面倒な作業ではなく、一度設定してしまえば自動でやってくれるようなハードルの低いものになりました。

今、環境は整っているのです。あとは自分次第なのかもしれません。
最後にもう一度質問です。

「データは重要ですか?」

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