こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は大阪府交野市のお客様からのご依頼です。機種は自作パソコンです。
パソコンを輸送したあと、電源が入らなくなったとのこと。
自作パソコンにありがちなのですが、考えられる原因は3つ。
1.電源ユニットの経年劣化によって通電しない。
2.マザーボードの経年劣化によって電子部品(コンデンサ等)の故障。
3.輸送や場所の移動等、振動が加わったことにより内部部品(CPU、グラフィックボード等)の破損
早速、分解して見てみます。
まずは電源ユニットの状態をチェックすると定格電圧は出力されています。
クロスチェックでテスト機に接続しても動作に問題はありません。
マザーボードも目視では異常箇所が見当たりません。
となると、CPUが俄然あやしくなってきます。
慎重にCPUクーラーを取り外してみると、CPUが微妙に動きます。CPUを取り出してみるとやはりピンが折れてました。
※赤丸の部分です
同型のCPUと交換し正常起動が確認できました。
今回は何らかの原因でCPUがしっかり固定されていなかったため、輸送の振動でピン折れが発生し電源が入らなくなったのでしょう。
当店はメーカー製パソコンはもちろんですが、自作パソコンの修理実績も多数ありますので、ご不明な点や自作パソコンを組むのがご不安なかたもお気軽にご相談ください。
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