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SONY SVF153B1GN-ヒンジ割れの再生修理

カテゴリー :パソコン修理事例 ヒンジ修理

皆様、こんにちは。パソコンドック24 松江店 です。

今回はお客様よりヒンジ割れの再生修理をご依頼いただきましたのでご紹介いたします。

ノートパソコンは二つ折りになるためのヒンジ(丁番)を備えています、これを閉じたり開いたりするとやはりそれなりの負荷がかかります。

経年の消耗やグリスが切れて固くなるなどしているうちヒンジ機構を支える土台部分のプラスチックが破損することがあります。

筐体がうまく開閉できなくなったり、場合によっては液晶パネルを破損させる、ケーブルを断線させるといった悪化につながるケースもあります。

破損した筐体

筐体のケースとの間に隙間が出来て、筐体が割れてしまっている様子です

いつもの通りに早速分解、といきたかったのですがここで問題が・・・・

ネジが違う

どうも裏蓋に使われているネジの中でこの角の一箇所だけ明らかにネジ頭の形が全く違います。

別のネジをどこから持ってきてDIYで直されたのかと思いますが大変困りました。

ネジが・・無限に空回りしています・・・・

おそらくネジの入る金具を支える土台が崩壊してネジと一緒に回転しているようです。

ネジにも大変多くの種類があり、ネジ山の幅(ピッチ)や大きさ(外経)長さなど、ぴったり合うものを探すのは困難です。

ヒンジの金属プレートが間に挟まっており構造的にそのまま引き抜くことも難しい状況でしたが、大奮闘の末になんとか取り外すことができました。

空転するネジの様子

ネジの形が違う様子

取り外したネジは先が尖っています。

手元にあった木工などに使うビスを強引にねじ込んだような様子です。

割れた筐体のネジ山1

ネジ穴の土台は左右ともに崩壊しています。

分解したあとは専用の補修材を使いネジ位置・高さを微調整しながら補修します。

ケース側の受けも破損してなくなっていたので型をとって補修します。

大きく空いた穴

割れたケース

型を取る様子

ここまでくればあとは破損箇所を次々復元していくだけです。

復元後の裏蓋の様子

組み立て直して開閉に、問題ないかテストして無事に完了となりました!

ヒンジ割れの修復完了の様子

ヒンジ割れは放っておくと悪化や別の故障につながります。

破損してすぐの段階であれば補修箇所も少なく、キレイに直せます。

お困りの際はお気軽にパソコンドック24までご相談ください。

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