こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
iMac (21.5-inch) 2011年モデル電源投入不可とのことで来店されました。
長年ご利用されていたそうですが、ある朝突然電源が付かなくなったそうです。
年代が年代とのことで、出来ればデータだけでも取り出したいとのことでした。
早速、お預かりして診断することにいたしました。
電源投入しても確かに反応が無いままでした。
現時点での原因はおそらく電源ユニット、ロジックボード、記憶媒体等の故障が考えられます。
2011年モデルとのことでしたので様々な部分が劣化しいるのではないかと思われました。
まずは電源ケーブルがかなり劣化しておりましたので、電源ケーブルを交換し、再度電源を投入してみました。
すると、いつもの心地良い音が鳴り、無事に電源が入り画面が表示されました!!
一応電源投入可能になりましたが、他の不具合箇所がないかをじっくり診断致しました。
その後一旦電源を切り、画面を外し内部分解を行いました。
記憶媒体(HDD)、ロジックボード、電源ユニット、メモリ、を入念に点検致しました。
電源ユニット、ロジックボード等には問題が無い状態でしたが、最も寿命が迫っていたのは、HDDでした。
使用時間が4万時間を超えており、いつクラッシュしてもおかしくない状態でした。
ただ、幸いなことにデータの中身自体は問題無い状態でした。
お客様に診断結果をお伝えし、HDDをSSDへ交換することによりまだまだiMACを使用出来ることをお伝えいたしました。
今回のお客様はデータぐらいしか取り出せないだろうと思われていました。その為、SSDへの交換と電源ケーブ交換によりiMACが復活することをお客様は大変喜んでくださいました。
早速、お客様のHDDを新しいSSDへコピーします。その後SSDを慎重に取り付けます。HDDよりも小さいのでマウンターが必要となります。
またメモリも12GBでしたので16GBへ増設いたしました。
再度、組み戻しを行い電源を投入致しました。無事に電源投入可能となり起動時間もかなり早くなっておりました。
お客様も長年使用してきた愛機が復活して早くなったと喜んでくださいました。
パソコンの電源が入らないなどでお困りのことがあればお近くのパソコンドック24まで是非ご相談下さい。
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