Windows10で発売されたモデルでWindows11対応機種のノートパソコンにWindows11をインストールしました。
高速化のため、HDDからSSDへ換装しています。
富士通 LIFEBOOK FMVWE2A17B WA1/E2 Windows11アップグレード
2020年6月発売の第10世代Core i7が搭載されたWindows10モデルです。
Intelシリーズは基本的に第8世代以降をWindows11対応CPUとしており、この機種もWindows11を入れることができます。
SSD換装高速化・Windows11インストールで修理していきます。
分解:HDD
まずは裏蓋を開けます。
ロックを解除し、バッテリーを外します。
計13個のネジと光学ドライブを外します。
左下にHDDがありました。
固定ネジを外し、SATAケーブルから引き抜きます。
仮組みをしてメモリーチェックテストを行い、問題がないことを確認しました。
HDDステータス:正常
HDDから異常は検出されませんでした。
内部清掃・CPUグリス塗り直し
メモリーチェックテストでCPUが高温になることはありませんでしたが、FAN回転音が大きかったため清掃します。
ヒートシンク固定ネジを外します。
FANと吹き出し口の間に軽度ですが埃がありました。
FANの羽根も含めて清掃します。
固まったグリスを拭き取り、丁寧に塗り直します。
SSD換装
HDDからSSDへマウンターを移し、組み込みます。
NVMe SSDも使用可能ですが、熱の問題を考えて今回はSATAにしました。
Windows11クリーンインストール
まずはSSDへWindows11をクリーンインストールし、HDDから取り出したデータとメーカーからダウンロードしたソフトウェアで調整します。
その後、リカバリーデータをクリーンインストールした環境へ移行し「初期状態に戻す」を行います。
製造元が富士通して認識され、プリインストールアプリのインストールも可能になりました。
アップデート
Windows Updateを最新の状態まで進め、Acrobat Readerなどの拡張ソフトをインストールします。
BIOSのアップデートも行いました。
外部清掃・機能確認
外部清掃の上、カメラやキーボードの機能確認を行ったら修理完了です。
Windows10のサポートは2025年10月で終了しますが、それを気にすることなく使用できるようになりました。
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