こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、Power Mac G4の電源が入らなくなったとのことで、お預かりしました。
ミラード・ドライブ・ドアと呼ばれている機種です。
電源ボタンです。
押しても一瞬光るだけで起動音や動作音など全くありません。
診断を行う為に早速分解をします。
筐体の横にレバーがあります。
レバーを使って、横一面が開きます。
オレンジの丸が問題?の電源ユニットです。
CDドライブの後ろのパネルを手前にスライドさせて取り外します。
CDドライブを取り外します。
2個のネジで固定されていて、右側にスライドさせてから手前に引き出せます。
電源ユニットのケーブルとHDDのケーブルを取り外した状態です。
赤い丸の部分がFANのケーブルの接続部分です。
FANを取り外す前にこのケーブルを外しておきます。
FANは、上側にスライドさせて取り外せます。
HDDを取り外しました。
HDDマウンターの左側のレバーを手前に引き、
HDDマウンターごとちょっとだけ上にスライドさせると外せます。
電源ユニットを取り外す前に、ケーブルを先に外しておきます。
電源ユニットは、左横と後ろの2個のネジで固定されています。
ネジをはずしたら、左側にスライドさせて、手前に引き出せるようになっています。
電源ユニット単体でテストしましたが、やはり故障していました。
電源ユニット内部の故障しているパーツを交換した整備済みパーツを入手しました。
さあ、取り付けていきます。
電源ユニットの左横のネジです。
電源ユニットの後ろ側のネジです。
六角レンチが必要です。
FANを取り付けます。下にスライドさせる溝に合わせてください。
HDDを増設するためのマウンタを取り付けます。
溝に合わせてスライドさせます。
CDドライブを取り付けました。
赤い丸の2個がネジの場所です。
CDドライブの裏のカバーを取り付けました。
HDDを取り付けました。
こんな感じで配線します。
G4の内蔵電池です。一緒に新品に交換しておきます。
電源が光りました。
まずは、OS10で正常起動しました。
そして、OS9が正常起動出来ました。
修理完了です。
まだまだ、現役で活躍してくれる約20年前のMacです。
電源が入らなくても、まだまだ修理可能ですよ~
Old Macの修理先を探してお困りのお客様は、ぜひ、お近くのパソコンドック24にご相談ください。
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