こんにちは。パソコンドック24 大阪梅田本部 です。
今回は注意喚起でのお知らせです。
プライバシーが叫ばれる昨今の世の中、ノートパソコンのカメラ部分にカバーが付いた機種が増えて来ています。
しかし元からカバーが付いていないモデルもまだまだあります。
カメラカバーを後付けされる方もいらっしゃいますが、これがまさかの悲劇を生んでしまう事も…。
この写真は最近100円ショップなどで多く販売されている、カメラカバーを実際に取り付けた状態です。
薄型のデザインで簡単に取り付けが出来て便利な物ですね。
パソコンにある程度の分厚さがあり、写真の様に液晶パネルとベゼルフレームが別になっている一般的なノートパソコンに追加でカメラカバーをつける分には大きな問題はございません。
ただし、薄型PCや、MacBookなどの液晶パネル面がフラットになっているモデルでは話が違います。
よくある例
先ほどのタイプのスライド式カバーがMacBookのカメラ部分に取り付けられています。
電源を入れて動作を確認すると…。
なんとこのカメラカバーを起因として液晶パネルが割れてしまっています。
なぜカメラカバーを付けただけなのに割れてしまったのか。
その理由は、MacBookの液晶パネルは非常に薄いガラスで出来ていることが関係します。
『面』で掛かる圧力には少し柔軟性があり、ある程度であれば耐えてくれますが、今回の様なカメラカバーやイヤホン、ペンなどで掛かる『点』での圧力には非常にもろく、すぐに割れてしまいます。
本体より剥がして裏から見た実際のMacBookの液晶パネルの写真です。
この様にMacBookの液晶パネルは一面がガラスで出来ており、端の一部分にでもヒビが入ると(運が良ければしばらくは使えますが)すぐに全体にヒビが広がって何も映らなくなってしまいます。
今回の例に挙げた方のMacBook以外にも直近の1か月ほどで数例の方が同じ原因、同じ箇所で画面割れの修理になっています。
どの方々も、持ち運ぶ際などにカメラカバー部分に圧力が掛かってしまい割れてしまったそうです。
最後に
MacBookはカメラが付いており知らない間に写されていないかご不安になる方もいらっしゃるかと存じます。
ただ薄い分カメラカバーの選択には十分な注意が必要です。
この様にカメラカバーやそれ以外の原因でも画面が割れてしまってお困りの方でもお力になれるかもしれません。
是非お近くのパソコンドック24へご相談ください!
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