修理事例一覧

MacBook Proのバッテリー交換

カテゴリー :Mac修理 バッテリー修理(Mac)

こんにちは。パソコンドック24 新宿店 です。
今回はMacBook Proをお預かりしました。

 

お持ちいただいた時の状況

MBP正面

症状としては、以下2つのご申告がありました。
①「バッテリーが1%以上増えない」
②「時間設定を行っても、ACアダプタを外すと、1月1日9時に戻ってしまう」
恐らくどちらもバッテリーが関係していると思われます。

MBP背面
このMacbook Proは、上蓋のリンゴマークが白く光るモデルです。
大変根強い人気があるモデルのようです。後継機はリンゴマークが光らないんですよね。
(恐らくその原因の一つに、偏光フィルムの焼けがリンゴマーク型に出てしまうから?)

交換推奨マーク
バッテリーのアイコンをクリックしてみました。
どれだけ充電しても1%から不動でした。そして修理サービス推奨マークが出ていました。

システム情報
システム情報から電源関係の情報をチェックしました。
もちろんこちらも修理サービス推奨ではあるのですが、バッテリー完全充電時の容量が398mAhしかありません。新品時のバッテリーが6500mAh位です。
それを考えると大分バッテリーがへたっていることがわかります。

1/1 9時
そして確かに「ACアダプタを外すと、1月1日9時に戻る」症状がありました。
設定後にACを外さなければ、設定した時間のままではありました。

 

分解作業

内部分解画像

膨張バッテリー
内部分解を行いました。
おや、バッテリーが膨張していますね。

バッテリーコネクタを外す
バッテリー交換を行うために、バッテリーコネクタを外します。
このバッテリーコネクタは外すのにちょっと力がいります。

ケーブルカバー1

ケーブルカバー2
バッテリーの上についているトラックパッドケーブルを外します。
ケーブルコネクタカバーを外します。

トラックパッドケーブル1

トラックパッドケーブル

トラックパッドケーブル
ケーブルカバーを外すと、ケーブルを外せます。
このケーブルはバッテリーに両面テープでくっついております。
そーっと剥がしていきます。

バッテリー基板ねじ
筐体からバッテリーを外します。マル部分のネジを外します。

バッテリーを外す
バッテリーは筐体に両面テープでくっついています。
両サイドを外し→中央トラックパッド部のバッテリーを外します。
順序が逆でも問題ありませんが、両サイドから外した方が、中央部分のバッテリーを外す作業が楽になります。

外したバッテリーと筐体
バッテリーを外せました。
新しいバッテリーを取付の前に、古い黒の両面テープは全て剥がします。

 

修理完了

正しい時刻の画像
新バッテリー交換後はバッテリー駆動可能で、しっかり充電するようになりました。
そして、ACアダプタがなくても、時刻が1/1の9時に戻らなくなりました。
内部にボタン電池のCMOS電池が存在するPCの場合、その電池が切れていなければ、時刻がリセットされることはありません。
CMOS電池が非搭載PCに関しては、内蔵バッテリーがCMOS電池の役割もしている、と思って頂ければと思います。

今回のように、バッテリーの何らかの不具合でお悩みの方、お気軽にパソコンドックにご相談頂ければと思います。


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