こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、大阪市北区のお客様より、お使いになられているデスクトップパソコンの調子が悪いので診断して欲しいとのことでお預かりしました。
電源を入れてみると、特に起動が遅いということもなく、普通に立ち上がりました。
動きの不調が不定期に訪れるとのことです。
分解を行って、パソコンのハードウェアの構成がどうなっているのか?を見てみることにします。
パソコンの筐体のサイドカバーを外しました。
まず、最初に前面のベゼルを取り外します。
DVDドライブに接続されているケーブル2種が固定されているので、取り外します。
ケーブルを取り外すと、画像のようにDVDドライブのユニットを上方向に取り外せます。
DVDドライブを取り外しました。メモリーとSSDが見えました。
メモリー(上)とSSD(下)を取り外しました。
まず、メモリーは4GBしか搭載されていません。
メモリーは、少なくても8GBは欲しいですね。
搭載されていたSSDは、よく故障するという評判のあるモデルのようです。
安定動作する定評のある新品パーツへ交換をした方が良いと思いました。
メモリーは、8GBを2枚で合計16GBに増設しました。
SSDは、速度は若干落ちるのですが、安心してお勧め出来るSSDへ交換することになりました。
お客様のパソコンのご使用用途では、それほど速度を必要とされないとのことでした。
画像は、2.5インチのSSDを3.5インチに変換するパーツに取り付けています。
パソコン内には、3.5インチのHDDを増設するスペースがあり、その為のケーブルも付属していました。
16GBメモリーと新SSDを取り付けました。
電源入れる時に、F12を連打しますと、このような画面になります。
Diagnosticsというのは、ハードウェアの診断プログラムのことです。
パソコンのハードウェア構成を変更した際には(特にメモリー)、ぜひ行ってください。Dell製のパソコンには、診断プログラムが内蔵されています。
ハードウェアテストに全てパスしました。
そして、次にWindowsの新規インストールへと進みます。
Windows 11の最新バージョンをインストール完了しました。
長い時間をかけて、お客様がご申告されていた不具合が再発しないか?検証を行いました。
メモリーも増設されて、SSDも新品となり、Windowsも新しくなり、気持ち良く快適にお使いになることが出来ます。お客様も「買い替えなくて、良かった!」と喜んで頂けました。
何年か使用したパソコンをメンテナンスして、リフレッシュされてみたい方は、ぜひ、お近くのパソコンドック24にご相談ください。
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