こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
今回は大阪市中央区のお客様より、EliteDesk 800 G1 SFのWindowsが起動しない症状にてお預かりしました。
Windows7で使用されており、お仕事で使用している為大変お困りとのことでした。
さっそく見ていきましょう。
症状と診断結果
本体の電源は入るようですが、BIOSでハードディスクを認識していません。
ハードディスクを取り外して検査していきます。
サイドパネルを開けたところにすぐハードディスクがありました。
右側にハードディスクを固定しているツメがあります。矢印の方向に引っ張りながらハードディスクを取り外します。
診断の結果、ハードディスクが通電しておらず、ハードディスク故障と判断できました。
この症状ですとデータ復旧も難しい為、Windows7のリカバリの修理で進めていきます。
修理作業
新しいハードディスクを取り付けたら、リカバリしていきます。
こちらの機種はWindows8.1からのダウングレードでWindows7を使用されているようでした。
この場合、Windows7のプロダクトキーが本体に貼られておらず、Windows7をクリーンインストールしてもライセンスを通せないので、
付属のリカバリメディアからリカバリする必要があります。
リカバリ完了、Windowsのライセンス認証もされています。
デバイスマネージャーも問題ありません。
「新しい更新プログラムを検索できませんでした。」
Windows7はリカバリ直後、Windowsアップデートが失敗することがよくあります。
その場合、WindowsアップデートカタログからWindows7用の更新プログラムを探し、古い順から適用していくと解決する場合があります。
今回は、KB4088875 を適用したところで、Windowsアップデートができるようになりました。
溜まっている更新プログラムが一気にダウンロードされます。見えている更新が終わると、
枝分かれ的に次の更新プログラムが現れますが根気よく適用していきます。
アップデートが終われば、動作チェックを行い修理完了です。
最後に
古い機種はメーカー修理ができなかったり、パソコン修理店で断られる場合があります。
当店では古い機種でも可能な限り修理させていただきますので、
お困りのお客様はぜひ パソコンドック24 本町店 までお気軽にお問い合わせください。
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