こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。
今回は、大阪市都島区のお客様より、MacBook Air (Retina,13-inch,2019) A1932の液晶交換のご依頼を頂きました。液晶パネルが破損していますね。
外部のモニターに出力しましたが、問題無く表示されています。
この状態で、他のパーツに問題が無いか?を調べれる範囲でお調べします。
液晶パネル以外に問題は無さそうなので、さっそく液晶パネル交換を行っていきます。まずは、下部ケースを取り外しました。
まず最初にバッテリーのコネクターを取り外します。
ディスプレイケーブルとネジを取り外し、アンテナケーブルを取り外し、ちょっとコツが必要ですが、アンテナバーを取り外します。慣れてないと結構難しいです。
ディスプレイと本体部分(キーボードや基板を含む部分)を分離出来ました。
写真を撮れてませんが、液晶の周囲を取り囲んでいるゴムのフレームを剥がします。大抵、ボロボロになるので、新しい物と交換になります。
それから、MacBook Airと刻印されているパーツ(私達はストライプと呼んでいます)を取り外せます。ガラスで出来ていて、両面テープで貼り付けてあるので、慎重に温めて取り外します。
小さなネジ(T9)を全て取り外して、ディスプレイケーブルやバックライトケーブルを覆っているプラスチックのカバーを取り外しました。両端のネジと真ん中の数本のネジは形状が違うので要注意です。
一番、神経を使う所です。
破損している液晶パネルを取り外しました。強力な両面テープで貼り付いてます。
取り外した破損パネルから下部の金属製のバーを取り外しました。
よく業者の間で「鉄錠」などと呼ばれているパーツです。新しい液晶パネルに再利用します。
液晶を取り外した後の両面テープの糊や滓をきれいに除去します。
地味に時間がかかります。
そして、新しいゴムのフレームを取り付けます。
鉄錠を新しいパネルに取り付け、仮組みの状態で液晶の不良が無いか?をチェックし、液晶パネルと内部にホコリやゴミが混入していたら除去し、その後、ちゃんと新しい両面テープで貼り付けます。
それから、プラスチックのカバー、ストライプを取り付けます。
無事、新しい液晶パネルのディスプレイが完成しました。
ディスプレイを元通りに組戻して、OSを起動させました。
ちゃんと映りましたね。感動と安心の瞬間です。
最後に、念の為、ハードウェアの検査を行います。問題は見つかりませんでした。
メーカーよりも速く、安く直って、お客様に喜んで頂けました。
Macの液晶交換は、お近くのパソコンドック24にご依頼ください。
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