こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
今回は大阪市中央区のお客様より水濡れにより液晶不具合を起こしてしまったMacBook Air M1 2020年モデルをお預かりしました。
症状と診断結果
画面向かって左下に液体が浸入し、もやがかかっている状態になっています。
この場合、水分のみを除去するのは難しいため、液晶全体交換になります。
まずはショートの危険もあるため、優先してバッテリー接続を切ります。
裏蓋を開けます。
バッテリーのコネクタを外します。
内部の複数個所に水濡れの痕跡がありました。
この辺りから液晶側に液体が浸入したと考えられます。
またコネクタの接続部分にも液体が残っていました。
この辺りはショートして焼け焦げていることが多いのですが、今回は無事なようです。
今回は軽症のため基板修理ではなく内部洗浄を行うことになりました。
修理作業
分解できる部品をすべて外していきます。
基板用の特殊な洗浄剤を使い基板を洗浄します。
洗浄後、しっかし乾燥させ、組み戻していきます。
その際、液晶アセンブリ(液晶全体)を新品交換します。
分解した部品を逆手順で組み上げて完成です。
問題なさそうですね。
その後、負荷テストなど時間をかけてテストし、他に水没の影響がないことを確認してご納品です。
液晶交換をしたので画面内部のもやはなくなっております。
これで気持ちよく使っていけそうですね。
最後に
水濡れによる水没修理のご依頼は多く、様々な修理に対応しております。
まずはパソコンドック24 本町店までお気軽にお問い合わせください。
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