こんにちは!パソコンドック24 横須賀店 です。
今回は横須賀市長坂から、21.5インチのiMac(Mid 2011 A1311) をお預かりしました。
お持ちいただいた時の状況
電源ボタンの反応が以前から悪く、ついにいくら押しても電源が入らなくなったとのことでした。
お客様ご自身でSSDを増設されたことがあるそうですが、電源スイッチの修理は流石に難しいとお持ち込みいただきました。
タクトスイッチ自体の接触不良や、ボタンとタクトスイッチとの接点のズレ、電源スイッチケーブルの断線などが原因として考えられますので早速調べていきます。
分解・診断
HDDをSSDに交換したのではなく、光学ドライブの裏に2.5インチSSDを追加されていました!
後で聞くと、ロジックボードを少し浮かせて、割りばしでSATAケーブル押し込んでロジックボードの裏側のSATAコネクタに追加したそうです(;’∀’) すごい…!
電源スイッチを押しながら導通確認した結果、ごくまれに導通することはありましたが、ほとんどの場合で導通しませんでした。
スイッチ側の問題で電源が入っていないようです。
電源ユニット、HDD、光学ドライブ、ロジックボード、ファンなど色々な部品を外し、強力両面テープで固定された電源スイッチをヒートガンで熱しながら剥がします。
取り外したスイッチ、ケーブルをそれぞれ調べた結果、ケーブルは問題なく、タクトスイッチ側の問題でした。
電源スイッチの修理
タクトスイッチを修理し、再度同じ場所に貼り直しても今度はボタンとタクトスイッチの接点がずれてしまうことがあるため、
今回は電源スイッチケーブルをカットし、iMacの下側の穴に通して、1cm四方のタクトスイッチを半田付けしました。
熱収縮チューブを熱し、ケーブルを内側に引き込み、スイッチをホットボンドで固定します。
修理完了
スイッチの場所が分かりやすくなり、スイッチを押したときの反応の良さに喜んでいただけました。
パソコンドック24ではお客様のご希望に合わせて様々な修理方法をご提案させていただいております。
お困りのことがありましたらお近くのパソコンドック24へお気軽にご相談ください。
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