こんにちは。パソコンドック24 柏店 です。
千葉県野田市よりiMac Retina 5K 2017 A1419をお使いのお客様より、電源は入るが、起動できないとの事でお持ち込み頂きました。
お客様のお話では少し前から調子悪く時々画面が固まってしまい強制終了となってしまう事があったそうです。
まずは故障個所の特定をすべく詳細診断を開始することとなります。
お持ちいただいた時の状況・診断
お持ち込みのiMacは2017年製で27インチディスプレイモデルでFusionDriveを搭載しておりました。
起動時に?マークが表示されている場合は起動ディスクに何らかの不具合が起きている場合が多いです。
FusionDriveは高速なSSDと大容量のHDDをあたかも1つのドライブとして認識させてアクセスの高速化を図るmacOSに備わっている機能です。今回は2つのディスクのどちらかに不具合が起きているのではないかと思われます。
内蔵HDDに物理障害が出ており、これが原因で正常起動しなくなっていた事が判りました。
お客様と相談し、いままでのFusionDriveはやめて1TBのSSDに交換して通常通り使える様にしたいとの要望が御座いましたので、さっそく液晶部から開封しHDD、SSDの取り外しと新品の1TBSSDの交換を行ってまいります。
分解・パーツ交換
HDDはすぐ見える所(中央左側)にありますが、SSDは中央下段のロジックボードの反対側に隠れており、ここに見えている殆どのパーツを外さないと触れる事が出来ません。
殆どスケルトンになってしまいましたが、通常では手の届かない細部に溜まっているホコリも綺麗にクリーニンする事が出来ました。
取り出したロジックボードです。ようやくSSDの登場です。
SSDを取り外しクリーニングを行ってから組み戻していきます。
こちらのHDDとSSDは取り外してお客様へご返却する事になりました。
新しいSSDを組付け、画面は仮組してMacOSをインストール、動作確認を行いセットアップ完了です。
最後に特殊な両面テープでしっかり画面を固定。
画面と筐体のクリーニングも行います。
ジャーン!! 最終の起動確認を行い作業は完了となります。
修理完了・動作確認
今回のお客様は新規でのパソコン購入も考えていたとの事でしたが、修理費用が予算以下だっとことから修理のご依頼となったとの事です。
当店ではしっかりと診断させて頂くことにより故障個所をピンポイントで修理することが可能です。macのお困りごとはぜひ当店までご連絡をお願いいたします。
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