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SSD交換したらブルースクリーンが頻発したBTOの修理事例

カテゴリー :SSD換装・交換 Windowsトラブル パソコン修理

こんにちは!パソコンドック24 横須賀店 です。

今回は横須賀市追浜から、ドスパラのBTOパソコン GALLERIA をお預かりしました。
ゲームをたくさんインストールしており、元々のSSDの容量が512GBと少なくなっていたため、ご自身で新しいSSD(WD_BLACK SN770 NVMe SSD 2TB)を購入し、データを移行して交換したそうです。

しかし、新しいSSDに交換後、ブルースクリーンが頻発するとのことでお持ち込みいただきました。

 

症状の再現性

発生するタイミングはまちまちで、ゲームをしている時にはあまり起きないとのことでした。
しかし、イベントログではBugcheckのログやDumpファイル等はありませんでしたが、SSDを交換した以降のログにはNVMeに関連するエラーが多く出ていたため、SSDに何らかのトラブルが発生していそうです。

そして、原因を調べるために何度か電源のON/OFFをしている中で、ログイン画面でフリーズしてブルースクリーンが発生することがありました。

画面がフリーズし、ブルースクリーンが発生する

一瞬で消えるため写真は撮れていませんが、エラーコードは Critical process died でした。
再現性を確認すると、起動直後の発生率が高いように感じました。

 

原因の調査

SSDの故障やサーマルスロットリングの問題か確認のため、負荷テストを行いましたが問題ありませんでした。

SSD関係の不具合の場合、SSDのファームウェア更新や、BIOSの更新などでも改善することがあるため、調べたらSandiskから公式アナウンスがありました!

Sandiskの公式ページで24H2のupdateのBSODが解決されるというページがありました

詳細は下記公式ページをご参照ください。
https://support-jp.sandisk.com/app/answers/detailweb/a_id/52288/h/p2

どうやら、Western Digital製の一部のSSDでファームウェアが古いと、Windows 11 24H2 update 後にBSOD(Blue Screen Of Death)が発生することがあるようです。

お客様のSSDもファームウェアバージョンが731100WDと古いものでした。

SMARTチェック

ファームウェア更新中にブルースクリーンが発生するとまずいので、一旦検証用PCにSSDを接続して公式のツールを使用して更新を実施しました。

WD_BLACK SN770 NVMe SSD 2TB ファームウェアの更新後

その結果、ランダムに発生していたブルースクリーンが発生しなくなりました!

修理完了

今後もファームウェアの更新が来る可能性があるため、お客様のPCにもツールをインストールも行って修理完了です。

 

部品交換をする場合、SSDに限らずこのような問題に遭遇することがよくあります。
BTOパソコンや自作パソコンのアップグレードにまつわるお困りのことがありましたらお近くのパソコンドック24へお気軽にご相談ください。

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