こんにちは。パソコンドック24 名古屋・名東店 久保井です。
梅雨明け宣言もあり例年より早い夏に突入しました。
暑い…なんなら熱い!そんな名古屋です。
皆様お身体には十分お気を付けください。
さて今回お預かりをしましたパソコンはWindows8のデスクトップです。
Windows Vistaと同様にあまり評判の良くなかったWindowsOSですが私は結構好きでした。
お持ちいただいた時の状態と診断
買ったときはWindows Vistaがインストールされていたようです。
ということは今から19年前のパソコンですね。
症状は電源が入らないということです。
インターネットとかはできなくてもいいが、中に入っているソフトを今後も使っていきたいので修理をしたいということです。
では、さっそくチェックをしていきます。
まずは何といってもHDDの健康状態です。
HDDを取り出して検査します。
エラーはありませんが使用時間が長いです。
お客様と相談してSSDに交換することになりました。
20年近くエラーなしで動作してたのは大したものです。
しかし今回の電源が入らないのはHDDは関係ありません。
点検用の電源につないだところ無事に電源が入りましたので、今回の故障は電源ユニット、ということになります。
①電源ユニットの交換
②SSDに交換
③データをSSDにコピーを取る
この3つ+メンテナンスが今回の修理内容になります。
パーツ交換とメンテナンス
古いパソコンなので電源ユニットがあるか心配でしたが無事に入手できました。
まずは壊れた電源ユニットを取り外します。(本体横に写ってるのは点検用の電源ユニットです)
下が新品のユニットです。
交換して電源が入るかチェックしてみます。
無事にLEDが点灯してFANが回りだしました。
続いてSSDに交換していきます。
エラーのないHDDでしたので中身のコピーも問題なしで進みました。
取りつける前にメンテナンスをしておきます。
まずはFANの清掃
大きなホコリを取った後の写真です。もう少しきれいにします。
CPUグリスの再塗布。
一度も交換されていなかったのでしょう。
パリパリに乾いていましたので熱伝導のいいグリスを塗りなおします。
最後に内部のホコリを清掃して組み上げです。
電源を入れてみましょう。
無事に起動しましたし、なにより立ち上がりも抜群に早くなりました。
これでまた現役で活躍してくれるパソコンになったことでしょう。
古いパソコンでもメンテナンス次第で長く使っていけるようになります。
同じようなことでお困りの方はお気軽にお近くのパソコンドック24にご相談ください。
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