こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店です。
名古屋市西区からお越しのお客様より、「Windowsが起動しても30秒くらいで電源が落ちてしまう」とご相談いただきました。
店頭で確認したところ、1度目は通常操作ができたもののファンの辺りから「ガシャガシャ」と音が聞こえ、2度目はログイン画面で電源が落ちてしまいました。
mouse MB-W890XN-M2SH2-A 電源が落ちる・自動修復が発生する

第9世代Core i7・GPU搭載のノートPCです。
出張先から持ち帰ったあと、30秒ほどで電源が落ちたり自動修復画面が表示されたりするようになったそうです。
店頭ではログイン画面を確認できたことから、自動修復は恐らく起動時に電源が落ちることで発生していると思われます。
また、ファンは動いているようですが羽根がなにかにぶつかる音が聞こえたので、熱暴走が起きていると推測してお預かりになりました。
分解:SSD・HDD

16個のネジを外し、ベースカバーを取り外します。

SSDとHDDを取り外し、健康状態のチェックをします。
両方とも正常ではありましたが使用時間が2~3万時間を記録しており、SSDは劣化が見られました。
メモリーエラーチェックテストで92度確認

ファンが回転していたため仮組みしてメモリーのエラーチェックを行ったところ、一番CPU温度が高くなるテスト部分で92度を確認しました。
当初の推測通り熱暴走が予想されますので、一旦テストを停止して分解に入ります。
分解:ファン・ヒートシンク

右側のCPU冷却ファンがヒートシンクに固定されていたため、ヒートシンクごとファンを筐体から外します。

CPU冷却ファン4個の固定ネジを外し、CPU冷却ファンをヒートシンクから切り離します。

テープで固定されているのでめくるようにして確認すると、吹き出し口にびっしり埃が詰まっており、更にプラスチックの欠片が出てきました。
これが羽根に当たって音が出ていたようです。

GPU冷却ファンはそこまでではないものの、埃がありました。
元々埃詰まりで排熱が上手くいっていなかったところにプラスチックの欠片でファンが動かなくなり、熱暴走が発生していたものと思われます。
羽根も含めて入念に清掃し、ヒートシンクにファンを取り付けます。
CPUグリス塗り直し・SSDヒートシンク取り付け

固くなった熱伝導グリスを取り除いて塗り直し、組み戻します。

SSDが劣化していたため本来であれば交換したいところですが、現在はまだ起動していることとお急ぎであったことから交換はなしという判断に。
劣化と故障防止のために薄手のヒートシンクを取り付けました。
温度改善

再度メモリーのエラーチェックテストを行ってみたところ、同じく温度が上がりやすいテストでも76~77度に落ち着きました。
15度ほどの低下が確認できたことと、1度目よりも多くテストを回しても落ちなかったことから、やはり電源が落ちる原因は熱暴走だったようです。
外部清掃・返却

パソコンの外側もかなりの埃がついており、内外部ともにタバコのヤニで埃が固められてしまっていました。
洗剤やアルコールを使い、綺麗に清掃して返却です。
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