こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店です。
名古屋市北区からお越しのお客様より、「バッテリーが膨らんできている」とご相談いただきました。
バッテリー膨張は破裂や発火の危険性があるので、早急に交換する必要があります。
DELL XPS 13 7390 バッテリー膨張・交換
第10世代Core i7搭載の、持ち運びに便利な13.3インチ小型ノートPCです。
キーボードが盛り上がって歪んでおり、タッチパッドにも浮きが見られます。
もっと酷くなるとタッチパッドでのクリックが効かなくなることもありますので、膨張したバッテリーは放置してはいけません。
分解：SSD・バッテリー
8個のネジを外し、ベースカバーを取り外します。
バッテリーはわかりやすく膨らんでいました。
5個のネジを外してケーブルを抜き、SSDとバッテリーを外します。
バッテリーを外した時点でキーボードやタッチパッドの膨らみは元に戻り、動作も問題ありませんでした。
仮組みの上メモリーのエラーチェックを進めましたが、異常は検出されませんでした。
SSDステータス：正常
使用時間は35000時間を超えていますが、読み出しスピードも含めて正常です。
バッテリー交換
国内で取り寄せ可能な純正バッテリーがあったので、見積をご了解いただいた上で発注します。
下が交換前の膨張バッテリー、上が新品バッテリーです。
並べてみると余計に膨張がわかりやすいですね。
新品バッテリーを取り付け、清掃後組み戻します。
充放電確認
まずはバッテリーを100%まで充電します。
その後2日ほどかけて2～3回充放電の確認をします。
初期不良がないかどうか確認のほか、こうすることでバッテリーの性能を引き出します。
外部清掃・返却
バッテリーは過充電・過放電をすることで負荷がかかります。
充電が100%になったらACアダプターを抜き、30～20%ほどまで少なくなってきたらアダプターを挿すようにすると長持ちしやすくなります。
以前のようなプラスチックで覆われたバッテリーは少なくなってきたので、適度に使用するようにしましょう。
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