こんにちは。パソコンドック24 名古屋・庄内緑地公園店です。
名古屋市西区からお越しのお客様より、「電源が入らない、充電ランプも点かない」とご相談いただきました。
ACアダプターを接続してもランプは非点灯で、電源ボタンを押しても反応がありません。
富士通 LIFEBOOK FMVU90C3PG UH90/C3 電源が入らない・充電ランプ非点灯

第8世代Core i7搭載の小型ノートパソコンです。
ある日電源を入れようとしたら起動しないことに気付き、ご来店されました。
ACアダプターを接続したまま使用していた時期があるそうで、バッテリー劣化やスリープからの復帰ができていない可能性があります。
分解:バッテリー・SSD

裏面14個のネジを外し、ベースカバーを取り外します。

下部にあるバッテリーを外してから、CPU下にあるSSDを取り外します。
検証用パソコンにSSDを繋いで確認すると、健康状態は問題ありませんでした。
バッテリー取り外しで改善
バッテリーとSSDを外した状態でACアダプターを繋ぎ電源を入れてみると、ランプが点灯して画面も表示されました。

内部の電圧がリセットされたことで起動するようになったようです。
この状態でメモリーのエラーチェックテストを行いましたが、こちらも問題はありませんでした。
バッテリー劣化
バッテリーを取り付けた状態でも電源は入りましたが、90%近く充電があっても30分ほどしか持たずかなり消耗しているようです。

ACアダプターがない状態だとみるみるうちに充電のパーセンテージが減っていきます。

バッテリー健康状態を確認してみると、設計容量に対して現在の完全充電時容量が半分以下です。
健康度も50%以下に低下しており、劣化しているのは明らかでした。
このままでは再発の危険性があり、またバッテリーのみで使うには心許ありません。
再発防止設定を行い、バッテリーも新品に交換することになりました。
バッテリー交換・充放電確認
新品バッテリー入荷後、100%まで充電し映像を流して放電します。
この段階で2時間半~3時間ほどはバッテリーのみで稼働できることが確認できました。

充放電を3回ほど繰り替えし、初期不良がないことの確認と性能の引き出しを行いました。
再発防止設定変更

まずはBIOS上で「高速起動」を「使用しない」に変更します。

次にWindows上でスリープをしない設定に変更し、「高速スタートアップ」を解除します。
起動やシャットダウンは今までより少し遅くなりますが、毎回完全にシャットダウンしてゼロから起動することでスリープのような状態にならなくなる設定です。
Windows8以降高速スタートアップは自動的に有効になっていて、更に「推奨」と書かれていますが、完全なシャットダウンを行わないため不具合が起きやすくなってしまいます。
内外清掃・返却

過充電と過放電はバッテリーの劣化に繋がるほか、膨張を促すため破裂や発火の危険性を高めてしまいます。
充電が100%になったらACアダプターを外し、30~30%ほどまで低下したら充電するようにしましょう。
適度に使ってあげることで長持ちしやすくなります。
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