こんにちは、パソコンドック24 前橋店 です。
「あ、やってしまった……!」
デスクで作業中、ふとした拍子に飲み物をこぼしてしまった瞬間。血の気が引くような思いをされた方は少なくないはずです。
今回ご相談いただいたのは、群馬県利根郡みなかみ町のお客様です。
お預かりしたのは、2024年発売のモデル MacBook Air 13インチ(M3, 2024 / 型番:A3113)です。
「お酒をこぼしてしまい、キーボードがベトベトしてうまく打てない。買ったばかりなのに、もう買い替えなきゃダメでしょうか……?」
そんな悲痛な叫びとともに持ち込まれたMacBook Air。果たして修理できるのか?プロの進め方と修理内容をご紹介します。

【必読!】その対応、実は危険!水濡れ直後の「3つのNG行動」
修理工程に入る前に、もし今この記事を「飲み物をこぼした直後」に読んでいる方がいたら、まず以下の「やってはいけないこと」を確認してください。
1.電源を入れない・充電しない
液体が入った状態で電気を通すと、基板(ロジックボード)がショートし、一瞬で修復不可能なダメージを負うことがあります。
2.本体を振らない
中の水分を出そうと振ってしまうと、まだ無事だった箇所にまで液体を広げてしまい、被害を拡大させます。
3.ドライヤーで乾かそうとしない
熱風でキーボードのプラスチックが溶けたり、風圧で液体を奥へ押し込んだりしてしまいます。また、表面が乾いても内部の不純物(砂糖やアルコール分)は残り、腐食を加速させます。
正解は「すぐにシャットダウンし、表面の水分を拭き取って、一刻も早くプロに預けること」です。
【診断・分解】ロジックボード・バッテリーを外すことから。
MacBookAirシリーズのパソコンは、内部構造が極めてコンパクトかつ複雑です。
多種多様な形状の極小ネジが使われており、分解には専用の工具と「どこにどのネジがあったか」を完璧に整理して進める専門知識が必要になります。
まずは慎重に裏面パネルを取り外し、内部の状態を確認します。


安全を確保するため、まずは巨大なバッテリーを絶縁。その後、心臓部であるロジックボードを慎重に浮かせ、その下を確認していきます。


バッテリーも丁寧に取り外しを行いやっとここからが本題となります。
トラックパッドとキーボード、浸水の「深部」へ
主要パーツを下ろしたところで、浸水の全容が見えてきました。トラックパッドを取り外してみると……。

やはり、お酒特有の粘り気が基板の隙間にまでしっかりと入り込んでいました。
さらに、キーボードのバックライトシートを慎重に剥がしてキーボートパネルを確認していきます。

診断の結果、やはりキーボード内部にまで浸潤しており、洗浄だけでは正常に直らないことを確認しました。
お客様に診断と洗浄の結果をお伝えし、今回は「キーボード」と「トラックパッド」の両方を新品へ交換・修理するご提案を了承をいただき、作業を続行しました。
専用パーツでの交換と、徹底したテスト
修理を行う際には、届いた交換用パーツが「正常であること」はもちろん、組み上げ後の「操作感」にも正常な状態で利用できることも確認していきます。

ていねいに確認をしながら組み上げた後は、しっかりと入念な動作確認を行います。


全てのキーがスムーズに反応し、トラックパッドのクリック感も新品同様に。
最後はOSを起動し、負荷テストを経て、無事にお客様のもとへお返しできる状態になりました!

「もう、買い替えるしかないかも…」諦める前に、パソコンドック24へご相談を
MacBookの水濡れ修理をメーカー公式ストアに依頼すると、「全損」と判断され、本体交換が必要になる場合もあります。その修理費用は、新品価格と変わらないほど高額になるケースも。
しかし、パソコンドック24グループでは、「どのパーツが本当に壊れているのか」をプロの視点で見極めます。
今回のように、高価なロジックボードが無事であれば、故障したパーツのみをピンポイントで交換することで、コストを抑えつつ大切なデータを守り修理を行うことが可能です。
・「飲み物をこぼしてしまったが、データは消したくない」
・「最新モデルすぎて他店で断られてしまった」
突然のトラブルでパニックになってしまうのは当然です。そんな時こそ、お近くのプロを頼ってください。
群馬県内の方はパソコンドック24 前橋店が、県外の方は全国ネットワークを持つパソコンドック24グループが、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適な修理プランをご提案いたします。まずはお気軽にお電話や店頭でご相談ください。
スタッフ一同、お客様のお困りごとを全力で解決できるよう、できる限りの対応させていただきます。
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