今回は TOSHIBA dynabook Qosmio D710/T7BR 一体型パソコンの修理ご依頼をお受けしました。
OSが正常に起動せず、フリーズが頻発したり、ビービーと警告音が鳴るという症状でした。
一体型パソコンの分解には一苦労しますが、今回の機種はその中でも格段に分解が難しい為、神経をすり減らして作業します。
分解後、まずは一番故障が疑わしいHDDを検査したところ、見事に故障。
壊れたHDDを新しいHDDに交換することも可能ですが、今回はHDDより高速なSSDへの交換となりました。
SSD換装・交換
そちらの交換に併せて依頼主様のご希望で、「Qosmio AV Center」というソフトを使用して作成したテレビの録画データを壊れたHDDから取り出してほしいということでした。
しかし、こちらのソフトはHDDの情報とマザーボードの情報が関連付けられているため、新しいHDDにデータを移行しても録画データを正常に読み込まないという不具合がおこります。
ですので今回のテレビの録画データは、残念ながら泣く泣く諦めてもらうこととなりました。
最後に、SSDとマザーボードとの相性に問題がないかを確認し、修理完了です。
HDDと違い、SSDにはモーターなどの可動部分が無いため、OSの立ち上がりや処理が非常に早いです。
HDDと比べれば、体感でも明らかに変化がわかるぐらい劇的に早くなります。
修理のついでにSSDに交換したいなどのご希望があれば承りますので、まずはご相談下さい!!
PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
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