浜松店 店長影山です。こんにちは!
磐田市のお客様より、起動しなくなったiMac Mid2011 27インチモデルをお預かりしました。電源ボタンを押すと、起動音がしてアップルマークが出てきますが、この状態から先に進みません。
詳細診断を実施した結果、内蔵ハードディスクの故障が確認できました。使用時間が16000時間以上経過しており、回復不能セクタの数も多くなっています。他のパーツは正常に動作していましたので、SSDへの換装をご提案しました。
Mac SSD換装サービス
お客様にご了承いただけましたので、作業に移ります。
さて、いつものようにiMacを分解して、内蔵ハードディスクを取り出します。さらに内部クリーニングも行います。
iMac 2011年モデルは、ハードディスクの温度センサーケーブルが特殊ですので、交換する場合には別途センサーケーブル(下の写真右側)が必要です。
このケーブルを中継させておかないと、内蔵ディスクの温度が検知されず、CPUファンが最高速度で回転してしまい、ものすごい風切り音が発生します。
このように、別途手配した温度センサーケーブルを中継させ、新しいSSDにセンサーを装着します。
あとは、元通りに組み上げ、OSをインストールしていきます。
無事に起動しました。起動時間は20秒を切ります!
オープン以来、浜松店ではiMacの内蔵ディスク交換は90%以上の案件でSSD換装をお客様に選択していただいております。
一番の理由は、「Macの動作が、体感できるレベルで圧倒的に速くなる」ということですね。
故障してしまった…。というピンチを、「高速化して、より快適に使えるマシンに変身させる!」というチャンスに変えられますよ。
iMac 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
動作が遅い・固まる(修理に関する参考費用はこちら)
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