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MacBook Air 13インチ Early2015 画面割れをメーカー修理の半額程度で修理できました。

カテゴリー :MacBook液晶修理 Mac修理事例

浜松市中区曳馬のお客様より画面の割れてしまった MacBook Air 13インチ Early2015をお預かりしました。

購入してまだ半年程度なのですが、キーボード上に何かを乗せたまま画面を閉じてしまい、猫ちゃんがその上に乗ってしまったとのこと。
Apple修理に問い合わせてみたところ、画面割れなどの外傷は1年間無償修理が適用できず、思っていたより高額な見積もりで予算があわなかったそうです。

今回、液晶パネル交換にて修理させていただき、半額程度に収まったこともあり、お客様に喜んでいただけました。

液晶パネルを交換する作業についてご紹介しましょう。

まずは画面割れの状態ですが、電源を入れた状態の写真を撮り忘れてしまいました…。取り出したパネルで確認した写真はこちらです。
確かにお客様の言われていた部分に割れが確認できました。

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まずはボトムケース裏のネジを全て外します。

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ちなみに MacBook Air Early2015では、通常のプラスネジではなくて星形のネジが使われています。このような専用ドライバーで外します。

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CPU冷却ファンを取り外し、液晶側から出ている無線LANアンテナケーブルも外していきます。

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液晶部分をボトムケースから分離しました。

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さあ、ここから液晶パネルを留めているアルミ製の枠を剥がしていきます。
MacBook Airでは強力な粘着テープで接着されていますので、ドライヤーの熱で接着成分をやわらかくしながら、慎重にヘラで剥がしていきます。
アルミの枠はかなり薄く、大胆に剥がすとすぐに曲がってしまいますので注意が必要です。

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このように綺麗に剥がれました。

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残った接着テープは、再利用できませんので綺麗に剥がします。

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ここから難所が続きます。まずはシール裏に隠されたネジ類を外し…

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割れた液晶パネルを剥がします。こちらも接着テープで張り付いており、ドライヤーの熱で温めながら、ガラス片が飛び散らないようにゆっくり持ち上げます。
中の偏光フィルムに傷が付いたらその時点でアウトです。

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割れたガラス片です。ピンセットで除去していきます。

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新しい液晶パネルを元通りに貼り付けました。偏光フィルムに傷がつくことも無く、無事完了!

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アルミ枠も接着し直し、電源を入れてみましょう。

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ドット抜けもなく、新品同様の状態に修理できました。

「映った~!」

と、お客様に喜んでいただきました。修理業をしていて良かったな~と思う瞬間です。

MacBook Air 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


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