認識しないUSBメモリからデータ復旧しました

今回は、認識しなくなったUSBメモリからのデータ復旧です。

USBメモリや、SDカードなど、とても便利ですね。ご利用されている方も多いと思います。
便利な反面、やはり電子機器ですから、いったん障害が発生するとデータを取り出すのも大変です。

通常はパソコンにUSBメモリを挿すと自動認識しますが、今回は通電もしない状況でした。
ちょっと詳しい方なら、復旧ソフトなどで取れてしまうケースがありますが、今回のように通電しない状況だとどうしようもなりません。

このような場合は、USBメモリを分解して基板からチップを取りはずしてから、メモリチップ単体を解析する必要があります。

写真の赤丸が基板からチップを外した状態です。

このメモリチップを黒いソケットに差し込み、解析機に接続してデータを取り出します。

解析すること、数時間……

無事、データを復旧できました。
今回はチップ自体の損傷が少なく、フォルダー構成まできれいに復旧できました。

お客様にお話を伺ったところ、USBメモリからお子様の学校のデータが読めなくなったので、急いでお母さまがご来店されたという状況でした。
とても大切なデータということで、復旧できてとても喜んでいただけました。
無事復旧でき、お役にたててうれしい限りです。

パソコンドック24では、USBメモリやハードディスクなどのデータ復旧も、たくさん事例があります。
お困りの際は、お気軽にご相談ください。

更新：2017年9月18日
公開：2017年6月29日