今回は津市内にお住まいのお客様より、電源投入後リンゴマークは出るがそれから進まないiMac 2011 Mid 27-inchをお預かりしました。
初期診断でハードディスク障害の可能性が高いことをお伝えし、修理するのであれば圧倒的なスピードアップを図れるSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)への換装をお勧めいたしました。
Mac SSD換装サービス
まずは分解して内部を確認します。5年以上使用していますのでやっぱり中にホコリは溜まります。
ホコリが溜まりだすと悪循環に陥ります。つまり、ホコリが溜まる⇒冷却不足でファンが高回転になる⇒余計ホコリを吸い込む。つまりホコリが溜まるのは加速していくということです。
きれいになりました。一度徹底的にクリーニングすればホコリは溜まりにくくなりますし、パソコンの寿命も延びます。
診断の結果、お客様にハードディスク障害の可能性が高いことをお伝えし、ご提案通りSSD換装でご了解いただきました。
左側が元々搭載されていたHDD(ハードディスクドライブ)、右が新しく搭載するSSDとなります。SSD自体は小さいのでそのままでは本体に固定できません。固定するためにマウンタという別の部品にセットした上で使用します。画像はマウンタにセットされているSSDです。
SSDに換装してOSを再インストール、動作確認をして完了です。
SSDはHDDよりも同じ容量なら値段が数倍高くなりますが、逆に今までHDDの容量を目一杯使っていない(ほとんどの方が半分も使っていません)のなら、元のHDDの容量より小さい容量のSSDを選択することによりコストを抑えることができます。
5年前のモデルでもSSDに換装すれば、最新機種のHDDモデルよりも圧倒的に動作が速くなります。OSをアップグレードしたら動作が遅くてイライラする、なんて方には絶対オススメです!
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