こんにちは。パソコンドック24 本町店 です。
今回は既存のパソコンを仮想マシン化し、社内リソースやランニングコストの節約についてご案内します。
【仮想マシンとは】
仮想マシンとは、パソコンやサーバをイメージファイル化することにより、専用ソフト配下で運用する仕組みです。
Windows7に搭載されていた「XPモード」も仮想マシン技術を利用したサービスとなります。
専用ソフトには「VMware」や「VirtualBox」などがあります。
ホストOS(専用ソフトウェアをインストールするパソコン)はWindows、Mac、Linuxと多岐に渡り利用者の環境によって選択できます。
また、基本的にはフリーソフト(Mac環境下でのVMwareは有料ソフトウェア)になりますので手軽に環境を整えられるメリットもあります。
それでは、既存のパソコンを仮想マシン化する方法をご案内いたします。
今回はMac Miniの中に、「Let’sNote CF-SX1:Windows7 Pro」の環境を構築してみます。
【今回の構成】
・仮想マシン起動用パソコン(Mac Mini:OSX Sierra)
・仮想マシン専用ソフトウェア(VMware Fusion)
・イメージファイル化ソフトウェア/リカバリ用ソフトウェア(Acronis True Image)
・仮想マシン化するパソコン(Let’sNote CF-SX1:Windows7 Pro)
まずはじめに、仮想マシン化したいパソコンからHDDを取出し、イメージファイルを作成します。
次にVMwareにてからっぽの仮想マシンを作成します。
作成した仮想マシンでリカバリ用ソフトウェアをCDブートします。
最初に作成したイメージファイルを読み込み、仮想マシンへリカバリします。
無事にリストア完了し、物理マシンだったLet’sNoteを仮想マシン化できました!
最後になりますが仮想マシンを導入するメリットは以下の様な場合で有効な手段です。
・業務ソフトウェアがインストールされているパソコンの電源が入らなくなった!
・業務ソフトウェアごとにインストールされているパソコンが分かれているが現環境を崩さずに効率アップしたい!
・複数のOSを一つのパソコンで管理したい!
このようなことでお困りの方、また仮想マシンに興味のある方は、お近くのパソコンドック24へお気軽にお問い合わせください!!
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