今回は「液晶の調子が悪い」とお持ちいただきましたSONYのVAIO PCG-61611Nをお預かりしました。
液晶、映ってはいますが角度がおかしいですよね・・・
タイトルでお判りとは思いますが
開くと映らなくなります。お客様の使用状況をお聞きすると
「しばらく我慢して使っていたけどストレスが溜まる」
「ヒンジに爪楊枝刺したら一時は映るようになった」
「(1枚目写真の角度でしか映らなくなって)パソコンの下にモノを置いて使っていた」
等々。色々苦労話をして頂きました。
液晶が下を向いた状態でしか映らない。これはストレス溜まりますよね。首も痛くなりそうです。
早速お預かりしたパソコンを分解していきます。
ファンに沿って液晶のケーブルが伸びています。
このケーブルのどこかに原因が・・・「ん??」
折れた爪楊枝が・・・!
お客様の格闘の跡ですね。
液晶のケーブルを取り外し、細いケーブルを探っていると・・・ありました!
見事に切れています。それも2か所。ちょっと珍しいです。
液晶修理
切れた線を綺麗に繋ぎ直します。
注意して作業を行わないと液晶にノイズが出てしまうので気を使う作業です。
修理したケーブルで動作検証を行い、問題なく動作したのでパソコンを組み直します。
通常使用する角度に開いても問題なく映ります!
お客様にも、
「ようやく普通に使えるようになる」と笑顔で喜んでいただきました。
ヒンジの部分は割れてしまったり、今回のように断線してしまったりします。
同様の症状でお困りでしたら、お問合せ・ご来店お待ちしております!
PC修理 「画面のトラブル」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)
更新:
公開: