修理事例

lenovo310 ヒンジ破損の修理事例

こんにちは。名古屋名東店の久保井です。

12月に入り、おかげさまでオープンから3年目を迎えることになりました。
ありがとうございます、これからもよろしくお願いします。

この度、液晶部分と下半身部分をつなぐヒンジが壊れたとお持込がありました。一目見て本体が変形しているのがわかります。
上半身(液晶)を開くときのテンションがきつくて、ネジ受けが耐えられなくなって損傷が出たように見えます。
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これでは液晶を開くたびに破損がひどくなるばかりです。
さっそく分解して状態を見てみましょう。

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左写真が正常なネジ受けで、右写真が破損している箇所の写真です。

本来なら外れてはいけない右写真の丸で囲った金具がヒンジと一緒にくっついてきている状態です。
本体に穴をあけてボルトで固定する方法もあるのですが、スタイリッシュなパソコンで外観も損ないたくないと希望がありましたので、何とか穴をあけず修復したいと思います。
思った以上に破損がひどいのですが、どうにかしてこのネジ受け金具を土台部分に付け直す必要があります。

今回は特殊なエポキシ樹脂で溶着をしていきます。
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この樹脂は、固まると削ることもできないくらい硬化しますので、慎重に位置合わせをして、一発勝負で取り付けていきます。
少し乾いたところで形を整えて、一晩乾かします。

その間にもうひと工夫して手を加えていきます。
パソコンの下半身と上半身はちょうどいい位置で液晶が止まるようにテンションがかかっているネジの部分があります。
いくら樹脂で固着しても新品とはいきませんので、再発防止のためにこのネジのテンションを少し緩めておきます。
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あまり緩めすぎると上半身が支えきれなくなってグラグラになりますので、何度も調整しつつグラグラになる一歩手前まで緩めます。ちょうど4分の1戻しくらいでしょうか。

一晩たって、樹脂が乾くのを確認して本体を戻していきます。
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完成です。
グラグラもしませんし、何度開け閉めをしても変形することもありません。
外観も損なわず修理ができたので、お客様も喜ばれていました。

同じようなヒンジのトラブルがありましたら、お気軽にパソコンドック24までご相談ください。できるだけご要望に沿った修理を心がけていきたいと思っています。