修理事例一覧

突然読めなくなってしまったSDカードのデータ復旧を行いました。

カテゴリー :データ復旧・救出

小田原店の新年最初のブログです。皆様あけましておめでとうございます。

初詣で引いたおみくじが”吉”で突っ込みどころが何もなく、今年も1年何事もなく平和に暮らせる予感の私です。
今年も1年、パソコンドック24をよろしくお願いいたします。

さて今年1回目の事例はデータ復旧のお話です。
普段何気なく使っているSDカード、皆様携帯電話やデジカメ、ビデオカメラで1度は利用した方も多いと思われます。

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そんなSDカードの写真がある日突然読み込めなくなってしまったなんて、考えたくもないものですが、現実に起こってしまうのです。

お客様のお話では、いつも通りにシャッターを押したら突然デジカメが”ピピピピッ”と鳴り、液晶画面に”メモリーカード異常”と赤い文字が現れたそうです。
ついさっきまで普通に撮影していたのに突然起こったとの事です。
そこからは電源を入れなおしても、カードを差しなおしても復活することは無く当店にお持ち込み頂きました。

早速パソコンで読み込ませてみましょう。

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やはり読み込みできません。
またここで焦って”フォーマット”をしてはいけません。
本当にデータがすべて消えてしまう可能性があります。

このような場合にはすぐパソコンからカードを抜いていただき、お問い合わせください。
いろいろご自身で試みている間にも、カードの中身が書き換えられデータ復旧の可能性がどんどん薄れてしまいます。

さてこの状況ですと、通常の方法ではデータは読み込ませることは不可能です。
特殊な装置を使用し、カードの中身の上書きを防ぎながら復旧処置をしていきます。

その結果、

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無事にお写真が復活しました!
僅かに破損データがありましたが、ほぼすべてのデータが取り出せました。

これだけの写真が一瞬にして消え去るのは悪夢としか言いようがありません。
無事に復旧で来て何よりです。

ここでSDカードを利用する上での注意点を何点かお知らせします。

・SDカード、USBメモリーは特にデータの消えやすいメディアです。
・特に静電気は大敵です。(パチッとなった瞬間データが消えてしまいます。特に冬場は注意です。)
・カードに触れる場合は、木製品(テーブルや、家具など)に触ると静電気が逃げます。
・カード内に撮り貯めはせず、1回ごとにパソコンなど別の場所にコピーしましょう。
・長期間保管すると、データが消えてしまう事があります。
・万が一読み込めなくなってしまった場合は、ご自身でどうにか復旧しようとはせず、直ちに復旧のご相談をください。(時間の経過と共に復旧の可能性が低くなってしまいます。)

デジタルデータは本当に儚いものです。
消える時は一瞬ですべて無くなってしまいますので、こまめにパソコンなど別の場所に”コピー”(移動ではなく)をするよう、心がけてください。
カードがダメになってもパソコンに残っている、パソコンがダメになってもカードもしくは外付けHDD等に残っているというように、どちらかが壊れてしまってもどちらかにデータが残っているというようにしてください。

これがよく聞く”バックアップ”というものです。
この記事を読んでいただいたのを機に、バックアップという事を少し意識していただいて、安心してパソコンをご利用いただければ幸いです。
データの復旧、バックアップについてご不明なことがありましたらお気軽にご相談ください。

この修理事例を書いたお店

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