こんにちは。パソコンドック24 渋谷店です。
今回は、江東区牡丹のお客様より、電源が入らなくなったPower Mac G4(Digital Audio)をお預かりしました。2001年に発売された機種ですが、まだまだご使用になられたいお客様が沢山いらっしゃいます。PowerMac G4は、電源ユニットの故障のみでロジックボード(メイン基板)などは壊れていない事が多いので今回も分解し、電源ユニットの診断から行いたいと思います。
ケース側面のレバーを引っ張ると、ケースを開く事が出来ます。
この時点で中は、すごい埃が詰まっていますので、先にエアーコンプレッサーなどを使用して内部を清掃します。
HDDを取り出しました。検査を行うと、もういつ故障してもおかしくないぐらいの使用時間が経過していますので新品HDDへの予防交換をお勧めします。(左古い方。右新しい方)
前面のDVDドライブのベゼル(カバー)の爪を折らないよう気を付けながら取り外します。2本のスクリューで前面から固定されているのでそれらを取り外します。
取り外した状態です。写真のように前にズラすだけで大丈夫です。
DVDドライブの裏側のケーブル2種類を取り外します。
電源ユニット下の大きなCPUファンを取り外す必要があるので、ファンのケーブルを取り外します。
左右2本のスクリューで固定されているファンを取り外しました。
電源ユニットが取り外せました。
電源ユニット単体で診断を行い、故障が確定しました。
修理を行える場合は、修理を行い、修理が出来ない場合は、中古品や再生品の電源ユニットへ交換します。
中古再生品の電源ユニットへの交換となりました。
お客様のご要望でメモリーを増設されたいとの事でしたのでメモリーも交換し、512MBから1GBへ増設しました。
取り外した元のメモリーです。
元のHDDからシステムとデータを丸ごと移行した新品HDDを取付けました。
OSがちゃんと起動しました。メモリーも1GB認識しております。
時間をかけて動作検証、入念なハードウェアテストを行い、問題無い事が確認出来ました。後は、パソコンの外装のクリーニングを行い納品となります。
渋谷店は、最新型、旧型に関わらずMac修理を得意としております。Macでお困りのことがございましたらご相談ください。
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