修理事例一覧

NEC ウルトラブック HZ650/A ヒンジ破損の修理事例

カテゴリー :パソコン修理事例 ヒンジ修理

image1

こんにちは。パソコンドック24 大阪・扇町店 です。

今回は、NECのUltrabook(ウルトラブック)HZ650/Aをお預かりしました。
落とした時に液晶の右側のヒンジが破損して外れてしまったとのことです。

image2

落としたとのことなので、ヒンジ以外に不具合が発生しているかもしれません。
まずは詳細診断を行い、他の不具合個所がないか確認します。
幸いにも液晶パネルは割れていません。
内蔵のSSDの読み込み書き込みも問題なくOSが正常に起動しています。
メモリやその他のハードウェアもテストしましたが問題ありません。

次にヒンジ取り付け部の損傷状況を確認するため、液晶パネルを取り外すのですが、
基板をショートさせてしまわないように本体の裏ぶたを開けてバッテリーをはずしておきます。

image3

液晶パネルを取り外しました。
天板にネジ3つでヒンジが固定されるようになっています。
ネジは破損時に紛失したとのことで残っていません。

image4

代わりのネジを用意し、仮止めしてみました。
1か所ゆるいネジ穴がありますが、他の2か所はしっかりとまります。

ヒンジ破損の場合、天板に穴をあけてボルトとナットで固定するという荒技もありますが、
今回のパソコンはスタイリッシュな薄型軽量ウルトラブックです。
できれば、その美観は損ねたくありません。

破損の程度から考え、エポキシ樹脂による補強で強度は保たれると判断しました。
エポキシ樹脂をネジ穴とその周辺に流し込んだ上でネジ止めをし、一晩乾燥させます。

image5

しっかり固まっていることを確認し、はみ出した余分な樹脂を削り取ります。

image6

次に、反対側(左側)のヒンジを確認します。こちらの破損はないようです。
それでも、今後同じように破損しないとも限りません。念のため、補強処理をしておきます。

image7

同じように、一晩乾燥させ、余分な樹脂を削り取ります。
液晶パネルを取り付け、ヒンジの開閉テストを行います。
しっかりとヒンジが固定されており、液晶パネルの開閉に問題ありません。

image8

仕事に持ち歩くパソコンがきれいに補修できたということで、喜んでいただきました。
薄型軽量ウルトラブックのヒンジ破損修理・補修・補強はパソコンドック24におまかせください。

PC修理 「正常に起動しない」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)

PC修理 「動作が遅い・固まる」の症状は?(修理に関する参考費用はこちら)


この修理事例を書いたお店

天満・南森町・京橋のパソコン修理なら
パソコンドック24 大阪・扇町店 06-4302-5095

大阪府大阪市北区天神橋3-8-9 新末広ビル1F
» [地図]

修理について問い合わせる

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ

パソコン修理・Mac 修理・データ復旧のお問い合わせはパソコン修理のご相談窓口へ